九州散歩~海の紅葉・シチメンソウ(東与賀海岸・佐賀市東与賀町)

シチメンソウの群生 Suaeda Japonica Makino Community
「海の紅葉」とも言われる、有明海の干潟に広がるシチメンソウ。
11月3日の様子です。
この日は、まず佐賀インターナショナルバルーンフェスタへ行った後、JR佐賀駅まで戻り、駅近くから出ている干潟よか公園行きのバス(バルーンフェスタの開催にあわせて期間限定で運行されていた)に乗りました。

東与賀海岸の干潟は、多くの珍しい野鳥が訪れることでも有名で、その他ムツゴロウなど特有の生物も生息しており、今年の5月にラムサール条約湿地に登録されました。
シチメンソウもまた、朝鮮半島や中国東北部、日本のここ有明海など限られた地域にしか自生しない珍しい植物だそうです。「塩生植物」という、塩濃度の高い場所に生育する植物になります(マングローブなども塩生植物)。

東与賀海岸には長い堤防があり、シチメンソウはその向こうに広がっています。
東与賀海岸 Higashiyoka coast
思っていたよりずっと広くてびっくりしました。写真に写っている場所は「シチメンソウヤード」と呼ばれるそうなんですが、面積は約9ヘクタールにもなるそうです。(長さは約1.5kmくらいでしょうか?)
この広さを表現するために、いろいろポジションを工夫してみましたが…。
シチメンソウの群生 Suaeda Japonica Makino Community
低すぎ?^^;

観光客は、主に写真に写っているヤードの中心地に集中。中心から離れるほど人は少なくなっていきました。
有明海から吹く潮風が気持ちよく、その風に静かにあたりたいと思い、私はカメラを持って一人、端まで歩きました。トップの写真は、その端で撮った一枚になります。

手すりの隙間から、干潟の海水がシチメンソウヤードに流れてくるので、場所によっては歩道が水浸しになっているところも。
行かれる際は、足元にお気を付けください。私はスニーカーを泥で汚してしまいました^^;
シチメンソウの群生 Suaeda Japonica Makino Community

手すりの向こう、干潟に自生するシチメンソウ。
シチメンソウの群生 Suaeda Japonica Makino Community
ちょうど海の方向が西側になるので、逆光で撮影は難しかったです。干潟がキラキラ光ってとてもきれいだったので、何度もチャレンジしたのですが><

シチメンソウは漢字で書くと「七面草」。1月に発芽し、春に赤くなり、夏に黄緑になると秋に再び赤く染まるという変化をすることから、そのように名付けられたそうです。
その色の変化が少しわかるシチメンソウを発見したので、撮ってみましたが、わかるでしょうか…?
シチメンソウの群生 Suaeda Japonica Makino Community

干潟には多くのカニとトビハゼを見ることができました。
干潟に住む生物_カニ A crab
トビハゼとムツゴロウはとても似ているのですが、干潟で多く見られるのはどうやらトビハゼのようです。トビハゼも撮りましたが、失敗してました^^;

また、野鳥も来ていました。この日は少なめ。多い時は本当にすごいらしいですね。
この鳥は「ダイゼン」という鳥かと思うのですが…ネットで調べて写真を見比べただけなので、間違ってるかも。
ダイゼン? Grey plover?
飛んでいる野鳥の羽が抜け落ちたのか、羽がシチメンソウに絡まっているのを何度も見かけました。
シチメンソウの群生 Suaeda Japonica Makino Community
赤いシチメンソウの中に白い羽が光ってきれいだったので、パシャリ。

※  ※  ※

目の前に広がる干潟を西日が照らし、赤いシチメンソウが潮風に揺れる。
ただそれだけの風景なんですが、本当に気持ち良くて、写真を撮ったりしながら2時間近く過ごしました。
シチメンソウヤードには腰かけられる場所もたくさんあるので(ブロックがベンチのようにいくつも置いてあります)、時々休みながら、端まで歩くといい運動にもなります♪
広々とした敷地で、カニなどの生物もたくさんいるので、楽しそうに遊ぶ子どもたちの姿も多く見られました。近くには「干潟よか公園」がありますし、親子連れもとても多かったですね。

有明海干潟 Tidal Flats in the Ariake Sea (2)

福岡市内からだと、佐賀への小旅行も日帰りで十分楽しめますね!
今回バルーンフェスタ目的で2回、佐賀を訪れましたが、今まで知らなかった佐賀の魅力的な風景に出会えたのは思わぬ収穫でした。
バルーンフェスタはリベンジしなければならないですし、東与賀海岸へもまた行きたいと思います。

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