福岡散歩~梅だより2017(石橋文化センター・久留米市)

梅一輪一輪ほどの暖かさ
土曜日(21日)、年が明けて初めて久留米市の石橋文化センターに行ってきました。
昨秋、石橋美術館から久留米市美術館となりましたが、その開館記念として開催されていた「九州洋画」展の鑑賞とウメの様子見に。

ウメ以外にも、ツバキや鳥などの写真も撮れたので、2回に分けてご紹介していきたいと思います。
まずはウメから。
石橋文化センター
まだ一部の木ではありますが、膨らんだ蕾をたくさんつけ、花が開き始めていました。
紅梅

梅開花
「梅一輪」というワードで少し調べていたら、こんな俳句を見つけました。

梅一輪一輪ほどの暖かさ

服部嵐雪(はっとりらんせつ)という江戸時代前期の俳諧師の作品です。
学研全訳古語辞典の訳では、

寒中に梅が一輪咲いた。春が近づいてきたのだろうか。梅の花の色や香りにかすかな暖かみが感じられるようだ。

とあります。
寒さ続く中にも春の訪れを感じる、という意味と、一輪の花ほどの(わずかな)暖かさを感じる、という意味と、2つの解釈があるそうなんですが、この学研の辞典の訳はその両方を取り入れているような訳文で、いいなあと思いました。
どちらにしろ、ウメが開花した喜びと、春が待ち遠しい気持ちに変わりはありませんね。

この句を意識して写真を撮ったわけではなく、撮った写真がたまたまこの句に合いそうだなあと思ったので、今回撮影したいくつかの写真のタイトルに、この句を拝借しました。
梅一輪一輪ほどの暖かさ
梅一輪一輪ほどの暖かさ

※  ※  ※

園内を一通り回った後、美術館に行きました。
九州洋画(久留米市美術館)
九州各地の画家の作品を集めた展示会で、各県の美術館などから借りてきた作品も展示されていました。
明治維新で活躍した薩摩藩や佐賀藩出身の画家が一足早く欧州へ行き、洋画を学んだ、という話は興味深かったです。
九州各地の風景画だったり、それぞれの画風の違い、また東京で活躍した画家、あくまでも地元にこだわった画家などその生き方の違いなど、さまざまな視点から絵を鑑賞することができました。
音声ガイドも利用しての鑑賞でしたが、その音声ガイドのナビゲーターを務めたのは久留米市出身の女優・吉田羊さん。落ち着いた声で良かったです^^
絵画はまったくちんぷんかんぷんなんですが、無知でもそれなりに楽しめるものです^^;

次回は、ウメ以外の花と鳥さんの写真を。

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