ある休日の午後

昼間窓を開けたら、鳥のさえずりが聞こえました。
「ピユ…ピユ…」
何の鳥かわかりませんでしたが、可愛らしい鳴き声で改めて春の訪れを感じました。

昨日鼻と喉の調子が悪いと書きましたが、夜になって熱も出てしまいました(といっても37度越えたくらいの微熱ですが)。
今日になってもまだ熱も症状も引かないので、母と買い物に行く約束もキャンセルして、朝からベッドで横になっていました。
ベッドは窓際にあるのですが、カーテンを通り抜けて入ってくる陽射しに思わず窓を開けました。いい天気の日は、カーテン越しにもそれがわかりますよね。太陽の光はすごい!(ちなみにうちは昼間電気は点けません。窓越しに入る太陽の光で十分明るいです)。

久しぶりに昼間の外の音に耳を傾けました。
鳥のさえずり、犬の鳴き声、通りを歩く子供たちの笑い声、去っていく車、電車、飛行機…。
心を空っぽにして聴くと、普段忙(せわ)しさしか感じない街の音も、温かくどこか遠くのもののように聞こえるから不思議です。飛行機が飛んでいく音さえもどこか優しく聞こえてしまうのだから。
春の陽気が音を優しく包み込んで届けてくれているのでしょうか。

休日の昼間という時間帯もあるかな。
窓から入ってくる音や風、光に五感を集中させると、どこか遠くの世界に行ったような気分になれます。嫌なことも何もかも忘れて。

家でダラダラと過ごしたと言えばそれまでですが、こんな1日もいいものです。久しぶりに清々しい気分を味わえた一時でした。

2 comments to “ある休日の午後”
  1. 欧米人は鳥の声をノイズとして処理するのに日本人は「声」として処理しているという文化人類学の話がありましたよね。(ホントにそうなのだろうかという思いもあったりしますけど、そういう事にしておこう)
    病気で自分が弱っているときなど、妙に感性が冴えたりしませんか?! 小学生の頃、学校を休んで昼ころから暇になってしまうんですが、同じように鳥の声とか外を走るクルマの音なんてものに色々と思いをはせた記憶があります。「このままボクが死んだらどうしよう」とまで考えたり(笑
    休日の陽光というのは、独特のものがあるんじゃないでしょうか。例えば「月曜の朝」はユウウツだといいますが、感覚的には月曜の朝陽がユウウツなんですよね。又、日曜の朝って不思議と感慨深く感じるんですよねぇ。天気がよければ散歩するかなって衝動的に思えてしまったり。

  2. >メロンぱんちさん
    言われてみればそうですね!
    病気の時は体も頭もうまく働かない分、五感が研ぎすまされるのでしょうか。普段とは違う状況に置かれるから、物の見方も変わるのかな?
    休日の陽光は確かに特別ですね。平日は昼間の陽射しを心地よく浴びる時間も気持ちの余裕もなかなかないですしね~。
    「日曜日」も「Sunday」も名前は太陽が由来のようです。休日の陽光に何か特別な意味を見いだしたくなります。

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