クラシックコンサート

今夜はクラシックコンサートに行ってきました。昨年の12月に行って以来です。
ここ数日体調が本当に優れなくて、誘ってくださった方に「無理するな」としつこく言われていたのですが、久しぶりのデートということもあって気力で行ってきました(笑)。

九州交響楽団によるブラームスの演奏会でした。
曲目は『ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品77』と『ハンガリー舞曲』。

前者ではヴァイオリンに、神尾真由子さんという国内外で高い評価を得ているらしい(パンフレットによる)若手ヴァイオリニストがゲストで呼ばれていて、情熱的な演奏をされました。お客さんも随分感動されていて(拍手がすごかった!)、演奏の良し悪しがわからぬ私は取り残され気味でした(汗)。曲も知らない曲だったので…。

後半の『ハンガリー舞曲』は全21曲の中に知ってる曲目がいくつかあり(第5番はさけるチーズのCMで有名←若い子は知らないんだろうなあ…)、また私好みの民族音楽でもあったので楽しんで聴くことができました。

ロシア民謡もですが、東欧の民族音楽ってどうしてこんなに血を騒がせるんでしょう。
クラシックって私たち日本人にはわりと敷居の高いイメージがありますが、この曲のように民族音楽的なものはむしろとても身近に感じるというか、すっと体に入ってきます。

言い方はあれですが、土臭いというか、大地に足をつけて生きる人間の香りがするんですよね。かつて人類は皆そうだったから、その頃から受け継がれてきた遺伝子が反応するんでしょうか(あくまでも私の想像です)。
少なくとも高価な調度品に囲まれて紅茶を片手に聴くような音楽には思えません(あくまでも私の考えです)。目をつむり、行ったこともない広大な大地でたくましく生きる自分を想像しながら聴いたのでした。

約2時間、今にも飛び出そうなくしゃみとの戦いながらでしたが(くしゃみを耐えるのは辛かったです…)、楽しい一時を過ごすことができました。
おかげさまで気分は上向きです。明日は昨日今日よりは元気に働けそう…かな?
久しぶりのコンサート&デート、いい一夜となりました。

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