福岡弁、慣れません

今日は大濠公園で開催された花火大会に行ってきました。
その旨は写真と一緒に明日にでも書きます。今日はちょっと感じたことを書き殴ります。

福岡に来てからいろいろ福岡のことをご紹介してきましたけど、やっぱり私はまだ福岡を好きになれてないみたいです。特に今夜は、一緒に花火を見た母の同僚の福岡弁にすごくイライラしてしまいました(落ち込んでいることもあってなおさら)。
私の職場の方達は(少なくとも職場では)あまり訛っていないので、ここ一年福岡弁に慣れる機会がなかったに等しくて、普通の福岡弁を数時間も聞き続けたのは今日が初めて。かなり参ってしまいました。
バスの中とか街中で耳に入る言葉遣いが耳に障ることもよくあるんです。一年住んだだけじゃ、慣れないんですね。わかってはいたんですけど…。

大阪に住み始めた頃も、大阪弁に発狂しそうになったりしてました。特に1~2年目はいっぱいいっぱいで、それは表情にも露骨に出ていたらしく、後に友人から指摘されたこともありました。
4年も住めばさすがに慣れ、すごく好きな言葉にもなりました(今でも関西のイントネーションは聞くとホッとします)。
が、果たして福岡弁は好きになれるんだろうか。

ご存じの方も多いかと思いますが、同じ九州でも北と南では方言は全然違います。福岡弁と鹿児島弁の間に共通点などない(あくまでも印象。厳密には知りません)と言ってもいいくらい、全く別の言葉なんです。同じ九州だからと親しみを覚えるなんてできないんです。
住んでみて初めてわかりました。鹿児島にいる時のほうがまだ親しみを抱いていました。


言葉だけでなく、今日は他にもいろいろと目についてしまいました。
余程気が立ってるのでしょうか、私。自分でも嫌になるくらいでした(なので今日は書くのはやめときます)。

そういえば、今日で夏の甲子園の代表校が出揃いました。
鹿児島の代表は、鹿児島にいた時はもちろん、大阪にいた時も今も一番気になります。関西の代表校も結構気にしています。
なのに、現在住んでいる福岡の代表はまったく気にならないんです。自分でも驚いてしまいました。
高校野球に対する興味が以前より薄れているのも確かですけど、そんなことではなくて。気にしてなかったのが不思議で。私はここに住んでいるのに。

私はまだ自分が福岡人(県民)だとは思えないでいるのかもしれません。
もちろん、普段から書いているように好きな部分やお気に入りの場所等あります。けれど「自分の居場所」ではない。
まだ一年しか住んでいないから、しっくりこないのは当たり前なのかもしれません。この土地がまだ“他人”に感じられるのも、当たり前かもしれない。

大阪に住んでいた時も、短期間ですが大阪に対するものすごい嫌悪感が湧き出た時期がありました(生活が落ち着くと、そうなるものなのか?)。福岡もそんな時期にきているのかもしれません。
これを乗り越えて初めて、本当の愛着が持てるような気がします。そして大阪がそうであったように、愛着が生まれ、別の嫌悪を抱く前にこの地を立ちたいという願望があるのですが(同じ土地に長年住み続けるとロクな事がないと思っているので)、それはちょっと無理かな。。

それはともかく、何年かかるかわかりませんが、鹿児島や大阪のように福岡も、心の底から親しみを感じられる土地になってほしいです。
大切な場所がたくさんあるというのは幸せなことです。本当にありがたいことです。ここに来たのは、決して望んだことではなかったけれど。

4 comments to “福岡弁、慣れません”
  1. 暇つぶしにネットサーフィンしてたら行き当たりましたのでコメント残しますよ。
    なんか真面目な人じゃのぅ。正面から問題に取り組みそうな印象。頑張りすぎじゃろ。
    他の土地から移住したのなら、そりゃ最初のうちは思いっきりアウェーでしょうね。
    よその土地に慣れるコツとして、まずは情報収集。名所めぐり&名物料理を食べることです。
    地場に根付いた文化や、地元民に好まれる味付けや食材などの違いを知っておくと良いです。
    ですので街に出て、住んでいる人にしか分からない繁華街の空気・雰囲気を楽しみましょう。
    “分からない”はストレスになります。意味無く街をぶらつくのは絶対に無駄にはなりません。
    接する相手について、知っていることが増えれば、落ち着いて対応できますし、安心感が出ます。
    人間臭さが感じられるようになれば、そこで初めてこの土地に住めたんだなと俺は思いますよ。

  2. >通りすがりさん
    真面目ですか?自分ではそんなつもりはありませんでした。頑張っているつもりも。。
    そんな風に見えましたか(汗)。
    名所巡りはぼちぼちしているのですが、名物料理はあまり食べていないかも。仰るように、味は大事ですね!!
    「人間臭さ」ですか。
    もしかしたら私はその土地の人間になることを自ら拒否している面もあるかもしれません。“わからない”のではなく“わかろうとしていない”のかも。。
    肩の力を抜いたほうがいいのかもしれませんね。もっと気楽に周りを見つめた方がいいのかも。
    ありがとうございました。

  3. 鹿児島弁で育ったカイリさんには福岡弁(博多弁とはちょっと違うんですよ)の荒々しさが気になるのでしょうね。ケンカ売られてる気がすると他県から転校してきた同級生達がよく言っていましたよ。あと、よく言われたのが”怒ってるの?”てした。言葉もありますが、土地柄もあります。福岡は北に海(玄界灘)がありますが鹿児島は南に海(錦江湾)がありますよね。私は今東京郊外に住んでいますが、南に海(東京湾)があると落ち着きませんねえ。海は北にあるものと染み付いているようです。東京に住み着いて35年になりますが、やはり海の方角は北なんですよね。未だに落ち着きません(笑)

  4. >miyupapaさん
    そうですそうです、荒さが気になってしまうのですよ~。鹿児島弁は訛りは恐ろしくすごいですが、荒さはないんですよね(何言ってるかわからないですけど、笑)。大阪弁の荒さともまた違って、戸惑ってしまいます。。
    特に語尾の「ちゃ」が苦手なんです(苦笑)。
    海の方角の話は福岡の知人にも言われたことがあります。言われるまで全然気が付きませんでした(^^;。そういうのもその土地に住む人の気質に関わってくるのでしょうか。
    miyupapaさんは東京のほうに長くお住まいなのにそれでも違和感があるというのは、やはり生まれ育った場所で染みついたものは簡単には変えられないのでしょうか。不思議ですね(^^)。
    私も頭では意識していなくても、体がその違いを感じているのかなあ。

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