ウィスペルウェイ・フェスティバル2009 九州公演

先週末アクロス福岡で行われた公演に行ってきました。

オランダの著名なチェリストであるピーター・ウィスペルウェイ、ピアニストのパオロ・ジャコメッティによるデュオリサイタル。
「チェロの音色が好き」と豪語しておきながら、今までCDなどできちんと聴いたことのあるチェロはヨーヨー・マだけという、とんでもミーハーな私(苦笑)。
初めてチェロのソロを生で聴くということでワクワクして出かけました。

曲目は以下の通り。

1.フランツ・シューベルト
『アルペジョーネとピアノのためのソナタ イ短調 D.821』

2.ヨハネス・ブラームス
『チェロ・ソナタ第1番 ホ短調 作品38』

3.ヨハン・セバスティアン・バッハ
『無伴奏チェロ組曲第1番 ト長調 BMV1007』

4.セザール・フランク
『チェロ・ソナタ イ長調』(原曲『ヴァイオリン・ソナタ イ長調』)

前半に演奏された1と2は、なんと居眠りをしてしまい、ほとんど覚えていません……。

言い訳をさせてもらうと(汗)、先週末はフィギュアスケートのGPシリーズロシア杯があり、その生中継をネット放送で見ていたのです。日本とロシアは時間差があるので、生中継だと日本では夜から明け方にかけてになってしまい、連日寝不足が続いていたんです(いまだにその時の疲れを引きずっています)。

そういうわけで、チェロとピアノの音色にすっかり気持ちよくなって、うとうとしてしまったんです。
ごめんなさい、ウィスペルウェイさん、ジャコメッティさん。
ウィスペルウェイさんが舞台の上から私を見ているような気がして(前のほうの席だったし、ちょっとは視界に入っていたのではないかと思うのだけど、どうだろう)、踏ん張っていたのですが、睡魔には勝てませんでした。
無理しすぎたかなあ、フィギュア(大きな大会でもないのに……)。

後半の2曲とアンコール2曲はバッチリ聴きました。
前半が終わって休憩時間にコーヒーを飲み(アクロス福岡のコーヒーはとても美味しいのだ!!)、眠気を追いやって、後半に挑みました!

後半は私の大好きな曲、バッハの『無伴奏チェロ』から。
実はこの曲の生演奏が聴きたくてチケット買ったんです。これは寝てしまうわけにはいかない!!

前半はピアノも一緒だったのですが、この曲は題名の通りチェロのみの演奏。
舞台袖からチェロを手にしたウィスペルウェイさんが登場。舞台中央の椅子に腰掛け、彼がチェロを奏ではじめると、今まで私が聴いていた無伴奏チェロと大きくイメージの違う音色。少し戸惑いましたが(いつも同じ人の演奏ばかり聴いていたので)、次第に彼の奏でる音色が体に染み渡っていきました。

私のイメージ(あくまでも私のイメージですよ~)では、私がよく聴いていたヨーヨー・マさんの音色に比べると、ウィスペルウェイさんの奏でる音はさっぱりした感じがしました。キレがあって、シャープというか。ヨーヨー・マさんはもっとしっとりしている気がします。
だから私の中ではチェロの音色というと、低音がしっとりと響くイメージがあって、ウィスペルウェイさんの音色には初め戸惑ったのですが、演奏が終わる頃にはすっかり彼の演奏に虜になっていました。

4曲目はセザール・フランクの曲。恥ずかしながらフランクは初めて耳にした作曲家でした。もちろん曲も初めて。
第1楽章は甘い気だるさというか(すみません、こんな表現しかできなくて)、とても甘美で誘うような旋律で、一気に引き込まれてしまいました。
もう日にちが経っているので、曲のことや聴いた時の感動は正確には思い出せないのですが、この曲が終わってとても物足りなさを感じたのは、2人の演奏をもっと聴きたいという思いと、この曲自体がそんな風に思わせる魅力を持っていたからかな、なんて思います。
もう本当にメロディさえ思い出せないのですけど(1回聴いただけではなかなか覚えられないです)、「また聴きたい」と思わせてくれる曲だったんです。

そうこうして後半はあっと言う間に終わりました。
もちろん、素晴らしい演奏にアンコールは絶えなくて、2曲も披露してくださいました。
1曲目はとても有名な曲だったのですが、題名がわからない……(汗)。超絶技巧!という感じの演奏でした。
2曲目はしっとりした曲でした。あー、曲を知らないってダメですね。こういう時すごくもどかしい、うん、少しは知識詰めなきゃ!(苦笑)

ウィスペルウェイとジャコメッティ

パンフレットに載っていた2人の写真です。
左がウィスペルウェイさんで右がジャコメッティさん。2人とも素敵な方でした~。おじさま好きにはたまらないです(笑)。
舞台を去る時には2人揃って顔の横で手を振ったり、お辞儀の仕方とか、仕草が可愛かった(笑)。

お客さんは若い学生さんらしき人達が多かったように思いました。集団で来ていたようなので、どこかの学校の吹奏楽とかかな?

今月は一日置きに3回もクラシックを聴きに行ってしまいました。
来月はどうしようか迷っているところです。12月は行きたいと思っている公演があるので、来月は我慢しようかな。お金ないし……(苦笑)。

2 comments to “ウィスペルウェイ・フェスティバル2009 九州公演”
  1. 素敵な演奏会となったようですね、「また聴きたいと」思うということはしっかり心の中まで音が届いたと言うことですよ^^
    今日は半分追っかけみたいになってるグループのコンサートを聴きに筑前町まで行ってきました。本当に音楽が好きでたまらないという感じが前面に出た楽しいコンサートでした^o^

  2. >Masahikoさん
    わあ、追っかけですか~。私も市外のコンサートで気になるものはあるのですが、まだ足を運ぶまでにはなっていません(>_<) 好きな楽団やグループができると、音楽もますます楽しめそうですね♪

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