『オカンの嫁入り』

9月4日から公開の映画『オカンの嫁入り』の試写会に行ってきました。
温かな人々に囲まれてつつましく生きてきた母と娘の、新しい一歩を描いた物語。 公式サイトはこちら

今回はネタバレなしでがんばって書いてみます!(笑)

内容は以下(引用元は角川映画。役者名を入れるために少し手を加えています)。

娘の月子(宮崎あおい)と母・陽子(大竹しのぶ)は、母ひとり子ひとりで仲良く暮らしてきた親子。ある日、陽子が酔っ払って若い金髪の男・研二(桐谷健太)を連れて帰ってくる。「おかあさん、この人と結婚することにしたから」 あまりに突然のことに、とまどう月子は、とっさに部屋を飛び出してしまう。
母に裏切られたという思いから、月子は陽子に対しても、研二に対しても頑なに心を閉ざすが、大家のサク(絵沢萠子)、陽子の上司・村上(國村隼)ら月子と陽子を家族同然のように見守ってきた周囲の者たちが、二人の間を何とかとりなそうと必死になる。しかしこの娘と母はそれぞれにある秘密を抱えており・・・。

幸せな話、でした。月子も陽子も抱えるものを持っているけど、二人を大切に見守り、支えてくれる人が周囲にはいて、「ああ、この二人はなんて幸せなんだろう」と思いました。率直に言って、羨ましかった。
もちろん、二人は母子家庭ということで相当苦労してきたはず。でも、どちらもそんな姿は人前で見せないし、言わない。
それは彼女たちの周囲の人間にも言えます。
互いに相手の傷をわかった上で、それを包み込むように、みんなで生きている。本当にいいなあ、いいなあと思いました。

この映画を見て、深く反省したことが一つ。私も今は母しかいないけど、親は大切にしなきゃいけないと。
普段冷たく当たってしまうことがあって、それは些細なことで、母も冗談っぽく笑って受け流してくれます。でも、私は母を傷つけてるはず。
この映画を見て、「これじゃいけない」と強く思いました。
映画を見て以来、母の小さな言葉にも耳を傾け、優しく接するように心がけるようになりました。この気持ちを忘れないようにしたいです。

人って本当に、いつ死ぬかわからない。
私の母は52歳です。平均寿命と比べたら「まだ」かもしれないけど、はっきり言って「もう」ですよね。
あと何十年か何年か、わからないけど、時間は限りあるものだということを、もしかしたら初めて痛烈に感じたかも。
本当はこれまで気付かなかったほうがおかしいのですけどね。。
ちょうど今、考えが変わりつつある時なので、そういった時にこの映画に出会えた事は、何かしらの縁かもしれません。

まあ、内容的には「ああ、やっぱり」的な感じでありきたりではあるんです。陽子が結婚を決めた理由とかね。
でも主人公の二人と周囲の人々の関係性がとても新鮮で(これを「懐かしい」と感じる人もいるでしょう)、最後まで飽きることなく見る事ができました。
泣き所でもやっぱり笑いに持っていこうとするところなんか、大阪的なんだろうなあ。良かったです。

それから、月子がハチという犬を飼ってるんですが、この子がまた可愛いんです。
そういうわけで、犬好きさんにおすすめ(?)な映画です(笑)。

今回の試写会は、笑いと涙を会場全体で共有できて、とても気持ちよく観賞できました。
なかなかこう感じることってないんですよね。
一緒に行った弟と、映画が終わった後も会場に残って、しばらく余韻に浸っていました。

※  ※  ※

今回はネタバレなしで書く練習なので、私的な話になっちゃいましたね。なんかくすぐったいな(苦笑)。

ストーリー以外で気付いた点。俳優さんについて。

月子役の宮崎あおいちゃん。
関西訛りがどうだろうかと気になっていたのですが、やはり微妙な部分もちらほら。でも許容範囲かな。
むしろ役を掴みきれてない気がしました。訛りに気をとられていたのかも。
要所要所では上手いなあと感じることもあったのですが……。

母・陽子を演じた大竹しのぶさんは、冒頭の「月ちゃ~ん」という叫びで、陽子の人柄を見事に表現していました。さすがだなあ。彼女のイメージにぴったりでした。

陽子の恋人・研二役は桐谷健太さん。
身なりはあれだけど、いかにも好青年って雰囲気がばっちり出てました。笑顔がいいです。

國村隼さんは陽子の上司役。お医者さんです。
ベテラン俳優さんならではの安定感。彼が出てくるだけでホッとしました。素敵な俳優さんですよねえ。

友情出演の友近。

「さすが大阪のオバハンや!」

としか言いようがない(笑) 。

最後は、私のお目当てだった林泰文さん。役が……うっうっ(涙)。

というわけで、今回はネタバレなし(ですよね?)でがんばってみました!

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