韓国の旅行記を書く気力が沸かないので、小ネタ。
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今日は仕事帰りに神社に寄ってきました。
気分が落ちていると、ふっと足を伸ばしてしまいます。
池のそばの梅の木を見てみたら、ぽつぽつと、小さな小さな蕾が頭を出していました。ほんのりピンク色をしているようにも見えました。
あれ、確かこの池の梅は白梅だったような…。
あ、紅梅もあったかな。
なんて、記憶を辿りますが、思い出せず。
昨年も一昨年も見ているはずだけどなあと思うものの、見たという記憶さえも実は定かではありません。
結局、紅白ともあるのかどうか思い出せないまま、池をあとにしました。
神社に来るのは今年最後になるだろうと思ったので、参拝もしてきました。
神前で手を合わせると、いつも感極まって涙ぐんでしまいます。
今日も涙を堪えるのに必死で、何を祈っているのかわからなくなって、慌てて心を取り戻そうとしたりしてました。
一人で参拝するときは、いつも時間をかけます。涙を堪える時間が必要になるからです。
でも、一人でないときの参拝より長くなるその時間が、私は好きです。
心が素直になれる気がします。誰も私の邪魔をしないから。
さて、これを書いているうちに、日にちが変わりました。
今日を入れて四日ですね、今年も。
こうして一年が過ぎていくんですね。
私は一年が「終わる」と言う表現より、「過ぎる」のほうが好きです。おそらく、おそらくですよ、こういうときに「終わる」はあまり使ってないと思います。
「一日が終わる」は使うのに、不思議ですね。
今年は……
長かったですか? 短かったですか?
楽しかったですか? 辛かったですか?
なんでもいいです。
とりあえず、私は無事でした。家族も私が知る限りは何とか無事です。
いつか無事でなくなる日が来るのが怖いから、私は時が過ぎるのが怖く、だから年越しが近づくと怯えて泣きます。
今年もあと四日です、今日を入れて。
あっという間と言っても、いいのかな。
みなさん、ありがとう。
春になったら、梅の色を見て来てくださいね。
落葉した木は春の準備をしています。 どの木を見ても新芽がありますね。
時は過ぎてゆきますが、自分に対して、その流れがどちらからどちらに流れているイメージですか。
前を向いて進んでゆく姿を想像することありますか。
でも、未来は見えないですよね、過去は見えますよね。
だからね、後ろ向きに「時」を歩いている、と言う人たちが居て、
ああ、なるほどなって思いました。
>iwamotoさん
時の流れですか…正面から向かってきて、後ろへ去っていく、というイメージでしょうか。
たしかに、前を向いて過ぎていくということはないですね…。
“後ろ向きに「時」を歩いている”
ああ、なるほど。
なんだか気持ちが軽くなりました。ありがとうございます。