荒井良二『えほんのこども』

荒井良二『えほんのこども』。
購入したのは3月頃だったんですが、やっと開きました(気分屋なもんで)。

※  ※  ※

荒井良二さんの絵本は『たいようオルガン』以来。
リンク先のエントリーに書いてあるNHKの特番で荒井さんが描かれていた作品がこの『えほんのこども』でした。
それ以来気になっていて、思い出したときに探しては見つからず、3月にやっと手にしたという。。
そして開いたのがそれから3ヵ月後の今日という。。
ふっと、今日ね、開きたくなったので開きました。

『たいようオルガン』よりもさらに飛び出した感じです。
鉛筆、絵の具、クレヨン、ペン、切り抜き等々、いろいろ使って描かれていて、それぞれの質感を味わいたくて思わず紙に触れてしまいます。
もちろん印刷したものを触ってもデコボコも何もないわけだけど。

あと触るだけでなく、においもかぎたくなる。
クレヨンとか絵の具とか、いろいろなにおいが混じって、たぶんいい匂いではないだろうけど、鼻をクンクンしたいなあって。
原画に触れたいと、強く思わされました。

もう一つ面白いなあと思ったのは、一人で描いたように見えないとこ。
大きな画用紙の前にこども達が集まって、思い思いに描いたような。
読んでいて、こども達が楽しそうにお絵かきをしている姿が浮かんできます。
そして、その中に混ざりたくなる!
私もペンを持って描きたくなりました。セリフとかキャラクターとか、「わたしもかかせてー」と。

そんな絵本です。

おすすめです。

えほんのこども (講談社の創作絵本)
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