もうしばらく、11月19日の広島小旅行記続きます。
厳島神社、宮島の紅葉とご紹介してきましたが、今回は弥山(みせん)からの風景を。
宮島の中央部にある弥山は標高535m、古くから信仰の対象となっている山で、特に山頂周辺には堂社や史跡などが数多くあるそうです。
今回の旅では、ロープウェーで獅子岩展望台まで行っただけで、残念ながら弥山山頂まで登ることはできませんでした。世界遺産に登録されている原始林や、野生のシカに出会えたりもするそうなので、行ってみたかったですが…。たった数時間では、宮島の魅力の半分も堪能できませんねToT
ロープウェーは、往復1800円と少々高めのお値段。乗換制で、循環式と交走式、2種類のロープウェーを乗り継いで、終点の獅子岩駅まで行きます。
まずは紅葉谷駅から、1分間おきに運行している少人数用の循環式車両に乗り、榧谷(かやたに)駅まで行きます。
この写真はその循環式の車内から撮ったものです(下り)。iPhoneで撮影したので適当^^;
榧谷駅から獅子岩駅までは、定員30人の交走式ロープウェーに乗ります。
獅子岩駅のそばにある獅子岩展望台は標高433m。山頂から100mほど低いですが、それでも瀬戸内海の多島美を堪能するには十分の高さです。
トップの写真をもう一回^^;
瀬戸内海方面の景色になります。右手前の小さい島が「小黒神島」、その奥が「大黒神島」、左の大きな島は「能美島」だそうです。
この写真、撮った時には気付かなかったのですが、右上に彩雲が出ています。なんという偶然!
逆光で思うように撮れなかった失敗作なんですが(ゴーストが入ったので無理矢理トリミングしてますし)、こういう偶然が写っているとなんだか嬉しいですね。
↑の写真より、やや北の方角。真ん中に写っているのは「大奈佐美島」です。島の周辺の海にあるのは牡蠣の養殖でしょうか?
さらに北東のほう。真ん中に見える(手前の小さいのではなく)島は「似島」。手前の小さな島は「絵の島」かな。
ちょっと寄ってみると…
山頂の左の方に大きな岩があるのですが、その上に人が立っていました。わかりますでしょうか。見ているだけで足がすくみます。。
※ ※ ※
弥山は主な地質が花崗岩で、ロープウェーや展望台からは、岩でできた山の独特な景観を楽しむことができました。
すでに書きましたが、宮島を楽しむのに、数時間はあまりにも短い時間です。もちろん、初めて宮島に行ったという満足感はありますが、もっといろいろ見たかったという気持ちのほうが、今は強いです。
ここ数回、宮島の記事を続けて書いていますが、こうして写真で振り返るたびに、今すぐにでも宮島に行きたい衝動に駆られます。
それくらい、本当に素敵な場所でした。