旅行してから1週間過ぎてしまい、なんだかグダグダになってきた広島小旅行記ですが…今回は、厳島神社そばにある豊国神社(千畳閣)を少し。
厳島神社の記事でご紹介した↓の写真にもちらっと写っている大きなイチョウの木が目を引く豊国神社。
別名「千畳閣」の由来ともなった畳857枚分という広々とした空間が印象的な場所です。
豊臣秀吉が月に一度千部経を転読供養するために建立を命じた神社だそうですが、完成前に秀吉が亡くなってしまったために、未完のまま現在に至っているそうです。
857枚の畳が敷かれる予定だった?床に、イチョウが映り込み、とてもきれいでした。
(写真は失敗^^;)
縁側の下に空間があり、通ることができます。
ここは縁側もゆったりとした空間があり、イチョウの前に座っている方もいるように、多くの方が腰をおろしてのんびりしていました。
私たちも時間があればもうちょっとゆっくりしたかったのですが…。天気のいい日に、ここに座って柔かな日差しを浴びながら読書したい、そんな気持ちになる場所でした。
縁側からの眺め。
厳島神社と、さらに奥の山の方にも何やら社寺らしき建物が見えます。
一緒に行った母が興味津々だったのが、このソテツの木。(南国出身なので、ソテツなど南国の植物を意外な場所で見かけると気になって仕方ないみたいです)。
五重塔と一緒に。
神社ができた頃からあったのでしょうか。幹の傷み具合などを見ると、とても古い株のように思われました。
※ ※ ※
豊国神社は、弥山から降りてきた後に足早に回ったので、写真も雑になってしまいました。
宮島には他にも多くの社寺があり、せめて一日過ごせたら、もうちょっといろいろゆっくり見て回れたかなあと思うのですが。。
観光客で賑わう商店街には、宮島名物の大杓子がありました。
なんと、長さ7.7m、最大幅2.7m、重さ2.5tという大きさ!
樹齢270年・長さ13mのケヤキで作られたそうですよ。
次回で、この旅行記も最後。駆け足で巡った広島市内の観光名所をご紹介します。