3月に入り、サクラの開花予想も聞かれ始めましたが、まだウメも楽しめます。
昨日(3月4日)、太宰府天満宮に行ってきました。早咲きの飛梅はすでに見頃を過ぎていましたが、その他のウメはちょうど見頃で、境内を華やかに彩っていました。
天満宮に着いたのは朝8時過ぎ。
ちょうど朝の準備が始まる頃で、この時間帯は参拝者も少なく、天満宮の厳かな雰囲気や美しさをじっくり感じるのにいい時間です。(9時頃になると一気に観光客が増えます・・・)
菖蒲池周辺の梅並木です。白梅を中心にきれいに咲いていました。
菖蒲池には小さいですがきれいなシダレウメもあります。
境内には、福島県福島高校の同窓会から寄贈された「福高の暁」というウメも植えられています。
2014年に天満宮より福島高校へウメの木が寄贈され、その御礼として昨年同校OBより天満宮に献梅されたものだそうです。(詳しくは天満宮の社報(PDF・20~21ページ)をどうぞ)
初詣で太宰府天満宮を訪れた際にこの木を見つけ、ぜひ「最初の花」を見たいと思っていました。
小さい木ですが、優しい白い色の花をたくさん咲かせていました。(もっときれいに撮れたらよかったのですが・・・)
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昨日は天満宮だけでなく、天満宮の御本殿から少し山を登った場所にある「天開稲荷社」にも行ってきました。
京都の伏見稲荷大社から勧請され、宇迦之御魂大神(うかのみたまのおおかみ)が祀られている「九州最古のお稲荷さん」として知られている神社だそうです。
赤い鳥居をくぐって急な階段を登っていくと、
御本殿があります。
干支の名前が記された小さな鈴があるのですが、参拝の際はまず自分の干支の鈴を鳴らし、大きな鈴を鳴らします。
カラフルなおみくじが、まるでアートのようにきれいに結ばれていました。
御本殿の裏には「奥の院」(石室)もあり、とても神秘的な場所でした。
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一昨年の2月末に、初めて朝の天満宮を訪れたのですが、その際の感動が忘れられず、母にもぜひ味わってほしいと思っていました。昨日やっとその機会が訪れ、母と2人で行ってきたのですが、母もとても喜んでくれて良かったです。
昨日は午後から海の中道海浜公園にも行ってきました。
見頃は過ぎていましたが、ウメの写真も撮れました。今年最後の「梅だより」を書きたいと思います。
ではでは。