福岡散歩~春だより(福岡市植物園・福岡市中央区)

ボケ

前回に続き、3月19日の福岡市植物園の様子です。

まずは「ボケ」から。トップの画像と同じ木です。
ウメやサクラと同じバラ科の植物。花の形もウメによく似てます。
ボケ
ボケというと、白や赤の単色のイメージが強いんですが、この木のように白とピンクが混ざった色も春らしくていいですね。

梅雨の時期には色とりどりのアジサイで溢れる花木園Cで、1本だけサクラのような木を発見。
ベニバスモモ
「ベニバスモモ」という木です。バラ科サクラ属なだけあって、サクラそっくり。花はサクラより小さいです。
「ベニバ」は漢字で「紅葉」。花と同時に赤っぽい葉もあらわれることから、そのような名前になっているそうです。

こちらは白い小さな花が連なる「アセビ」。可愛らしい花ですが、有毒植物なんですね。。
アセビ

高木で花も大きく、華やかなモクレン。遠くからでも目を引きます。
白い花の「ハクモクレン」と、紫っぽい「ニシキモクレン」が並んで植えられていました。
ハクモクレン
ニシキモクレン
ニシキモクレンはハクモクレンとモクレンの交配種で、ヨーロッパでつくられたそうです。
この写真ではわかりづらいですが、花弁は外側が紫色で、内側が白いらしいです。

最後は黄色の花を。
サンシュユです。
サンシュユ
サンシュユ
中国や朝鮮半島を原産地とする木で、日本には江戸時代に薬用植物として栽培されるようになったのだとか(漢方薬で見かけますね)。
早春を代表する花の一つで、「ハルコガネハナ(春小金花)」という別名もあるそうです。

・・・と、写真はこれだけですが、他にも様々な花が咲き始めています。
園入口そばにある菜の花畑は満開で、温室前の花壇もポピーがきれいに咲いていました。
もうちょっといろいろ撮ってくれば良かったですね~^^;

次回は、早咲きのサクラをご紹介します。

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