先週の日曜日(16日)に石橋文化センターに行ってきました。
春らしく、色とりどりの花で賑やかな園内の様子をご紹介します。
美術館横の花壇、一つは鮮やかなチューリップ、もう一つは薄い紫のヒメキンギョソウが植えられていました。
ヒメキンギョソウの花壇の向こうは、池の隣のテラス。いつの間にか改装されて、とってもおしゃれな雰囲気になってます^^
ここのチューリップはパステル系の色をしたものが多く、他の花壇でもきらきら輝いてました。
ルピナスも、この季節に見ているだけでわくわくしてくる鮮やかな花です。
そして、一足早く咲き始めているバラもありました。園内の奥の方でひっそりと咲いていましたが、バラ園のほうも賑やかになるのはもうすぐですね。
こちらは、春の日差しを浴びて気持ちよさそうな白い花。ユスラウメでしょうか。。品種のプレートがなくてわからず。
石橋文化センターもサクラはあるのですが、すでに花は落ち、ソメイヨシノの木々は寂しい姿となっていました。
ただ、園内をうろうろしているとこんなところに花びらが。
水に濡れる姿もはかないです。
・・・そういえば、ここで見頃のサクラの写真を撮ったことはまだないかも。来年はチャレンジしようかな。
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実は、この日の一番の目的は、現在久留米市美術館で開催中の展覧会「川端康成 美と文学の森」でした。
美術に造詣が深く、美術コレクターとしても知られていた川端康成の所蔵品や、彼と親交の深かった画家たち(久留米出身の古賀春江など)の作品を紹介し、川端康成という作家を通し美術と文学が交錯する世界を見てみよう!という展覧会です。
(自称)川端好きとしては「これは見逃せない!」ということで行ってきました。
さらにこの日は、隣接する久留米市中央図書館で、吉永小百合さん・高橋英樹さん主演で映画化された『伊豆の踊子』(1963年)の上映会もあり!! あわせて映画も見てきました。
若かりし頃の吉永さんと高橋さん、とっても素敵でした~!!!(吉永さんは可愛いし、高橋さんは二枚目過ぎるし・・)
映画は、『伊豆の踊子』だけでなく、川端さんの別の短編小説『温泉宿』のエピソードも入れ込んだ映画独自の物語(大筋は変わらないです)となっており、吉永さん演じるヒロインの踊子と高橋さん演じる学生の恋模様の切なさがより強調された作りとなっていました。
映画には映画の良さがあり、そしてまた原作の良さも改めて感じることができました!
展覧会のほうは、川端さんの直筆の原稿やノーベル賞のメダル(!)の展示もあり、川端さんと九州の繋がりなども紹介されていて、(中途半端に川端好きな私には)新しい発見がいっぱいの展覧会でした。
5月21日まで開催中なので、興味のある方は行かれてみてください!