2020年もあと1日となりました。
以前は一年の振り返り記事のようなものを書いていたのですが、いつの間にかやらなくなってしまい……。
年々記憶力も落ち、何かしらの形で記録していないと思い出せなくなっているので、また書いてみようかなと。
今年印象深かった出来事などを簡単にまとめてみました。
■環境の変化
世界が新型コロナウイルス感染症に振り回された一年。
私の場合、コロナによる最も大きな影響を受けたものは仕事でした。春頃にオフィス勤務から在宅勤務へと変わり、現在も在宅勤務を続けています。(在宅になってからオフィスに行ったのは、休日に所用で寄った2回だけでした。)
勤めている会社もコロナ禍の影響を受け、まあいろいろありました。
コロナとは関係はないのですが、もう一つ、大きな環境の変化がありました。
引っ越しです。
今年引っ越しをする予定があったわけではなく、夏頃に急遽決まりました(家庭の事情というやつです)。準備もバタバタで大変でしたが、新しい部屋は居心地がよく、決断して良かったです。
前のマンションには10年近く住んでいました。10年住めばいろいろなものが溜まっていきますし、限界がきていたのだろうなあと思います。
でもその場所は、私が福岡に来て初めて住んだ街でもありました。初めての場所があの街でよかったなあと、違う街だったらいまも福岡に住んでいただろうかと思うほど、いい場所でした。離れるときは寂しかったです。
住む場所が変わると、景色が変わり、風が変わり、聞こえる音が変わる。
引っ越して数か月経ち、その変化にも少し慣れてきましたが、まだ新鮮な喜びも感じられる時期。この気持ちも少しずつ変わっていくのでしょう。
■家電製品
今年は家電をいくつか買い換えました。
まずは洗濯機。
引っ越しを機に、家中の家電の中で最も長い時間を共にしていた洗濯機とお別れ。
新しく購入したのは家電量販店で見かけた中古品。
新品を購入するつもりでお店に行ったのですが、リユースコーナーで売られていた商品の安さに惹かれて購入。予算の半額で買えました。
実は、家電量販店で中古品を売っているとは知らず……。
今後も何か買い替える時はまずはリユースコーナーを覗いてみようと思ったのでした。
6年近く使用していたスマートフォンも電池の減りが恐ろしく早くなり、買い換えました。
初めてオンラインで手続きを行ったのですが、便利ですね。ショップに行けば何時間もかかるものがあっという間に完了。本体も数日で届きました。
そしてカメラ。
ちょうど7年前の師走に買ったカメラもボディ・レンズともに動きがおかしくなり(撮れることは撮れるのですが)、つい先日購入したばかりです。
これまで使用していたD3200は初心者向けといわれるエントリークラスの機種だったのですが、ステップアップのために(?)ミドルクラスのD7500を選んでみました。
まだ屋外での撮影機会がなく、部屋で試し撮りをしている状況。はやく外に撮りに行きたいです。
■今年観たもの聴いたもの
今年はコロナ禍で映画館も一時期休館となったこともあり、例年以上に映画を観る機会が減ってしまいました。映画館での上映再開後もなかなか足を運べず。
2010年から毎年参加している「アジアフォーカス福岡国際映画祭」にも参加できませんでした。この映画祭に参加できなかったことは今年一番の心残りと言っていいかもしれません。(コロナというより前述の引っ越しの影響が大きいのですが……)
そんなこんなで、今年観た映画はネット配信のものも含めて30本ちょっとでした。
その中で今年の1本を挙げるなら、この映画。
『在りし日の歌』
1980〜2010年代の中国で、国策や時代に翻弄されながらも慎ましく生きる夫婦の物語。
過去と現在を行き来し描かれる30年の営み、喜びと悲しみに、心を激しく揺さぶられ涙が止まりませんでした。特に主演のお二人の佇まいがたまらなく好きで。
年に1本は「忘れられない作品」というのがあるのですが、今年は6月に映画館で観たこの作品でした。
また、今年は久しぶりに地元のプロオーケストラ・九州交響楽団の演奏会にも足を運びました。
オーケストラも緊急事態宣言により演奏会ができない中、楽団員の方々がネットでさまざまな発信をされていました。
ホークス球団歌のリモート合奏は話題になりましたね。この演奏には私もたくさん元気をもらいました。
しばらく演奏会からは離れていたのですが、また足を運ぼうかなと。
来年以降も気になる演奏会があったら積極的に行きたいなと思っています。
※ ※ ※
最後に。
今年も当ブログをご愛読いただきありがとうございました。
更新頻度の遅さは相変わらずですが、来年もマイペースにやっていきたいと思います。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
写真は新しい部屋から見える朝焼けです(11月5日撮影)。