2021年も折り返し。
あっという間に半年が過ぎてしまいました。
当ブログの更新も1月31日以来です……。今年こそはペースアップを!と毎年言いながら、年々更新頻度が遅くなっています。写真のアップなんかは撮ってその日のうちにやればいいんですけど、なかなかそれができない。どんどん遅れて、溜まっていく一方です。どうしたものか。
前回は2020年の秋模様、次は冬の写真をあげたいところなのですが、こんな夏真っ盛りに冬の記事を書く気持ちにはなれなくて(笑)。
少し思うことがあったので、今回はブログの話。
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記事は書かなくても、ちょこちょこアクセス状況はチェックしています。
当ブログは過去の記事の閲覧が圧倒的に多く、とくによく読まれているのがドラマの感想です。
まずは2013年に書いたこちらの記事。
2012年4月にフジテレビで「松本清張没後20年特別企画」として放映された、ドラマ『市長死す』の再放送を見ての感想です。
最初の放送から10年近く経ったいまもよく再放送されていて、そのたびにブログのアクセス数が急増します。急増したときは「あ、また再放送があったな」と(笑)。
もう1本はこちら。
書いたのは2009年と10年以上前になります。
ドラマの本放送は2007年8月、こちらもフジテレビの2時間ドラマです。
『市長死す』ほどではないのですが、ときどき再放送されているようです。
こうして過去の記事にアクセスがあると、よく自分でも読み返したりするのですが、今ではこんな風に書けないな、といろんな意味で思います。
この何年かの間に私が得たもの、失ったものを痛感するというか。
ただ、そうした時間の積み重ねと自分自身の変化を確認できるので、やっぱり書いていて良かったと思う瞬間でもあります。
今年アクセスがあり、久しぶりに読み返して、涙がこぼれてしまった記事がありました。
2013年に書いたものですが、タイトルを見てすぐに内容を思い出せず、すっかり忘れていました。
何の話か自分でも検討がつかなくて、少しドキドキしながら(笑)読み返してみたら、トルストイの長編小説『アンナ・カレーニナ』を再読中に書かれたものでした。
「そうだった、こんなこと書いたなあ」と読み進めていくうちに、胸がいっぱいになりました。
この文章にはまさに、私が失ったものがたくさん詰まっていたからです。
こうして長編小説を読む意欲と時間も、人生の機微に触れて何かを感じる心の余裕も、その思いを言葉にする気力も。いまは失ってしまったと。
かつては自然と湧いてきたものも、自ら気持ちを奮い立たせないと何も生まれなくなってしまいました。
年を重ねるってこういうことなのかなあ。いやいや、私がただ怠惰なだけ。
……そんなこんなで、何も記録することができないまま、2021年も半分終わってしまいました。
どうしたものか。
残りの半年は、もう少し更新もがんばりたい、です。
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写真は6月27日に福岡市植物園で撮影した「キキョウ」です。夏を涼しげに彩る花ですが、植物園では目立たない場所でひっそりと咲いてます。
あまみっくさんお久しぶりです。
文中の件、加齢によるものと思います。私もだんだん億劫になってきました。ガス欠に近づいているのかな?
気が向いたときに短文で良いのではと思いますよ・
>miyupapaさん
お久しぶりです!
コメントありがとうございます!返信遅くなってしまい申し訳ありません。。
私もいろいろと億劫になってきて、頭の中を整理する気力もなくなってきました。
短文でも、そうですね。短くてもいいから、リハビリ的な感じで書いていくのが良いかもです。
あまみっくさん
まだ若い女性に「加齢」という単語は強烈過ぎたかもしれません。でも年齢を重ねてくると精神的、体力的に次第に衰えてきます。それを意識すれば無理を控えるように心がけましょう。1日でできたことが2日、3日かかる。これ、当たり前のことなのですよ。私はこのことが自覚出来ずに病に倒れました。
今の自分に無理をさせずのんびり物事を進めて行くことが大切だと後悔しています。
miyupapaさん
かつてできていたことができなくなったというのは、日々感じています。
無理はせず過ごしているつもりですが、どこかでもっとやれる、やらなければならないのではないかと思うこともあって。
自分にとって大切なものは何か、きちんと考えて優先順位をつけないといけないのですが、それができていないように感じています。(私ももう若いとは言えない年になりました^^;)
miyupapaさんもどうかご自愛ください。
いつも本当にありがとうございます^_^