昨日今日と、空がとても霞んでいました。
昨日仕事帰りに撮影した写真です。
黄砂が飛んでいるのかな、と思ったのですが、昨日今日の原因はどうやら黄砂ではなかったようです(夕方のニュースで言っていました)。
今朝の新聞には、昨日は福岡県内のあちこちで光化学スモッグの原因物質である「光化学オキシダント」の濃度が上昇、光化学スモッグの注意報寸前までいったのだとか。
昨日は一日中目が痛かったんですよね。乾燥のせいかと思っていたら、これが原因だったのかも(?)。
最近は鼻の穴の汚れもひどいです。帰宅して最初にするのが鼻掃除になってしまっています(汚い話ですみません…)。
光化学スモッグは、福岡県では割と身近な問題のようです。
私が初めてこの言葉を聞いたのは、大学進学で大阪に住むようになってからでした。大学の近くにある小学校に「光化学スモッグに注意!」という看板が大きく掲げられていて、「なんじゃこりゃ?」と思ったものです。文字からどんなものかは何となく想像できたものの、現象やその被害などは気にもしませんでした。
鹿児島に戻ってまた無縁となった言葉でしたが(今検索してみたら、鹿児島県や市町村のサイトには光化学オキシダントに関する情報が掲載されています。でも県内ではこれまでスモッグの注意報が発令されたことはないよう)、福岡に来て再会!
調べてみたら、結構やっかいなもののよう…。うーん、あまり嬉しくない再会です。
春霞は学術的な定義はないらしく(気象学でも“霞”という現象はないそう)、「春先に霧や靄などによって視界がぼやけること」を指すそうです。原因は大気中の水分でも汚れでも黄砂でも良いみたいですね。
ウィキペディアにはこんな記載がありました。
“平安時代頃から、秋の霧と春の霞として季節によって区別され、風物として多く和歌などに歌われてきた。”
どうやら「春霞」というのは文学的というか文化的な言葉のようです。響きも字面も良くて、風情を感じる言葉ですものね。
しかし、原因が大気中の汚れといったものだと、その現象に浸ることもできません。
昨日は光化学スモッグになりかけていたなんて、私は呑気に写真を撮っておりました(苦笑)。
…春霞と光化学スモッグの話がごっちゃになってしまいました。
そうです、私の中でも2つがごっちゃになってます(汗)。
明日からは、霞む空を見上げながら「今日は何が原因なんだ?!」と考えてしまうことになりそうです(汗汗)。
福岡県で光化学スモッグが観測されるようになった…と知ったのって、まだ2~3年前です。で、何に驚いたのかというと、近年まで光化学スモッグが九州地方には無かったという事で、そちらの方が大きな驚きでした。
埼玉生まれ埼玉育ちなんですが、なんか物心ついたときから光化学スモッグ警報とか珍しくなかったので、日本中が同じようなもんだろうって思い込んでたんですけどね。
確かに、光化学スモッグ注意報なんてのが出るときって、霞んでる気がします。主に夏場ですけどね。
>メロンぱんちさん
そうなんですか?!
やはり東京のような大都会の近くだと発生しやすいのでしょうか…。
そうそう、光化学スモッグは夏の暑い日に多いようですね。
福岡は今週初夏のように暑い日が多くて、そのために光化学オキシダントの濃度が上がったとのことでした。