福岡散歩~冬の夕空(中央区・舞鶴公園)

先週の土曜日の夕方、舞鶴公園に行って来ました。前回は梅中心だったので、今回は天守台跡と夕焼けを目的に、一人出かけてきました。

まずは毎度おなじみとなったお堀から。

お堀の輝き
夕陽を浴びて光る水面。鳩さんたちがとぼとぼと周辺を歩いていました。

あれから一週間ほど経ち、梅はどれくらい咲いたか様子を見に、梅園にも行って来ました。

梅園入口
前回失敗した梅園入口の様子。この塀を撮りたかったのです!

紅梅
梅は前回より開花していたものの、まだまだといった感じでした。
園内の隅でサックスの練習をしている方がいて、サックスの心地良い音色が西日の眩しい園内を不思議な空間へと変えていました。

飛行機
この日はアマチュアカメラマンが多く、飛行機の音がするとすかさずカメラを向けてパシャパシャとカメラを鳴らしていました(この写真は梅園で撮ったものではないです)。
夕方の五時を迎える頃、西の空は夕陽に染まり始めていましたが、東のほうはまだまだ青空でした。

梅園を抜けて、本丸跡のほうへ。……たぶん本丸跡だと思うのですが、そこから梅園を望むことができます。

梅園の様子
こうやって見ると、まだまだ見頃ではないかな、という感じです。
続いて、天守台跡へ向かいます。

天守台を目指しつつ、本丸跡(と思われる場所)を散策。

緑
木々に囲まれ、緑豊かです。
本丸跡は桜の名所だそうで、まだ蕾もない枝垂れ桜の木などがあちこちに植えてありました。

桜のシルエット
まだ蕾にならない蕾を青空をバックに撮ってみたものの、なんか微妙な写真になってしまいました。

とりあえず進めるほうへと進んでいくと、梅園などに比べて整備が行き届いていない(ような)区域に突入。
しかし、塀の周りに生えた赤茶けた草が寂しく夕陽を浴びる様子は、かえって情緒的でした。朽ちた城跡を思わせるというか。。「国破れて山河あり」なんて言葉を思い出しました(意味は全然違うけど、苦笑)。

塀1

塀2
そばに立って見上げると迫力満点です。こうやってお城は守られていたんだなあ。。

木々のシルエット
まるでお城を守るかのように立つ草木。逆光で恐ろしいシルエットに……。

急な階段を上ったりしながら息を切らせていると、やっとこさ、天守台跡!

大天守台跡
天守台跡は簡素な展望台(といっても結構広いです)になっています。写真に収めれば良かったのですが、景色に目を奪われて撮るのを忘れてしまいました。

展望台から眺める福岡の街。

右手
展望台に上って、右手側(方角だとおそらく南の方)。

正面
正面(たぶん東。博多方面かな?)。

左手
左手側(北ということは博多湾方面になるんでしょうかね。もちろん湾は見えませんが……)。

展望台の階段は東を向いているので、夕陽を浴びながら登ります。振り返ると、夕焼けです。

福岡
写真右の方には福岡タワーも写っています。真ん中に光るのは大濠公園の池です。

こうして全方角を望むと、福岡市は山(ここでは見えないけど海も)に囲まれていることがよくわかります。写真ではわかりにくいですが、山々の灰色のシルエットはとても美しく、遠い故郷を思い出させるようでもあり、感動的でした。

夕陽のほうを中心に撮った写真。

夕焼け
久しぶりに広大な空を見ました。
感動に浸りつつ写真を撮っていると、何やら若いカップルが。ということで、素早く二人に場所を譲りましたとさ。。

続いて夕焼けシリーズ。

桜の木と夕陽
桜の木と夕陽。

梅と夕陽
帰りにもう一度寄った梅園にて、梅の花と夕陽。誰もいなくなった園内でこっそりパシャリ。

……というわけで、舞鶴公園に行って夕陽を見ただけなのに、随分と長い記事になってしまいました。ま、いつものことですが(汗)。

今春で福岡に来て三度目の春を迎えます。
一度目の春は終わりと始まりの春。辛さに耐えながら過ごしていました。
二度目は少し落ち着いた春。桜を楽しむ余裕がありました。
今年の春はどんな春になるかな。引っ越しをする予定なので、変化のある春になりそうですが、季節の移り変わりはしっかりと楽しみたいです。
たぶん、少し疲れることになるだろうから、自然にいっぱい触れて、心の調子を保ちたいです。

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