太宰府天満宮の夏の風物詩「七夕の宴」に行ってきました。
昨日たまたま職場で見た夕刊に、太宰府天満宮で7月7日に「七夕の宴」という催しが行われるとの記事があり、気になったので行ってきました。
仕事が終わると速攻で家に帰ってきて、着替えてから太宰府へ。
夕陽がぼんやりと空を染めるのを、電車の窓から眺めながら。昨年の8月以来になるのかな。約1年ぶりです。
催しは17時頃から始まるのですが、それにはさすがに間に合わないので、18時半から始まる「七夕祭」に合わせて行きました。
人が多いかな、と思った電車内は以外と少なく。参道も、人通りはまばらでした。
参道にはこんな風に手作り灯籠が。横に貼られた絵は、地元の子どもたちが書いた絵のようです。
私が歩いている時、ちょうど中のろうそくに火を灯し始めていました。
帰りにはすべての灯籠に灯りが灯っていましたが、途中で携帯の電池が切れてしまい、写真は撮れませんでした。。
門を抜けてまず目に入ったのは、太鼓橋の欄干に立てられたこの色鮮やかな飾り。
写真でいうと左側から、夕陽が照らし、キラキラ光りながら風に揺れていました。きれいでした!
欄干から楼門まで続きます。
絵馬堂の近くには、七夕のトンネルがありました。
写真を撮りながら何度もくぐって、たくさんの人の願い事を全身に浴びてきました。
こんなに豪華な飾りをした七夕を見るのは本当に久しぶり。七夕らしい七夕を過ごしたのも、何年ぶりでしょう。新鮮なほどでした。
飾りは地元の幼稚園の子ども達が作ったようです。アンパンマンもいましたよ!ちょっとくずれた千羽鶴も可愛かったです♪
本殿へ向かうまで、こうやって飾りに見とれてしまい、18時半から始まった七夕祭には少し遅れてしまいました。
神前(手前の舞台)で行われた、太宰府天満宮幼稚園の園児達による七夕の歌、劉福君氏による二胡の演奏、熊本県山鹿市「山鹿灯籠踊り」の奉納はばっちり見ることができました。
緊張した面持ちで舞台に上がる園児たち。
緊張で泣き出したり、鼻血が出ちゃった子もいました。大丈夫だったかな。
緑の服を着た方が劉さんです。周囲の雑談で二胡の音色が聞こえにくかったのが残念。。
金や銀の灯籠を頭に乗せての踊りは、とても艶があって、見とれてしまいました。
本殿での七夕祭が終わった後は、特設広場や心字池での演奏会などがあったのですが、それには行かず、境内を一人のんびりと歩きました。
騒がしさを逃れるために向かったのは菖蒲池。花菖蒲やアジサイはもう見頃を終えていましたが……
人気もなく、静かな池。特設広場で行われている竹楽器演奏の音色が遠くに聞こえる中、近くの木々からひぐらし(?)の鳴き声が響いていました。
もうすっかり、夏の夕暮れでした。
肌を撫でる風は湿り気を帯び、でも心地良く。一人歩きながら、何かを考えているようで、何も考えていませんでした。
身も心も夏に任せ、優しい時間を過ごしました。
※ ※ ※
急遽決めたお出かけでしたが、行ってよかったです。
子ども達が多く来ていて少し騒がしかったけど、お祭りってそういえばこんなものなんだよなあと、彼らが走り回る姿を見ながら思いました。
夫婦や家族連れで来ている方が多く、デート向けではない感じがなんだか良かったです。もちろん、若いカップルもいましたけど。
そうそう、おみくじがサムライブルーでした。
おみくじを結ぶところが青一色だったので不思議に思って、よく見てみたら、国旗とヤタガラスが!
私も記念にひいてきました。4年に1度ですもんね。「中吉」でした♪
最後は、太鼓橋の端に置かれていた竹の灯籠を。
火が灯される前に神社を出てしまったので、輝く姿は見られませんでした。。
ちょっとモノクロにしてみましたが、微妙かな。。
七夕の飾り付け、久しぶりにやってみたくなりました。