先日も書きましたが、今週月曜日の11日にキリンビアパーク福岡のコスモス畑を見に行ってきました。
先日のエントリーは家族模様のお話でしたので、今日はコスモス畑のほうを写真とともにご紹介します。
ツイッターでもしつこく呟いたように（笑）、11日現在では1割どころか0．1割も咲いていなかったコスモス畑です。
なので、こんな感じで一輪のアップばかり撮ってました。。
※ ※ ※
キリンビアパーク福岡は、福岡市から見ると南東になる朝倉市にあります。
今回私と母は、福岡市内から西鉄電車とローカル線の甘木鉄道を乗り継いで行きました。
西鉄電車でまずは小郡（おごおり）駅へ。小郡駅で甘木鉄道に乗り換え、小さな一両列車に揺られて太刀洗（たちあらい）駅で下車します。太刀洗駅にはキリンビール工場と駅を結ぶ送迎バスがあり、そのバスに乗って工場へ向かいました。
バスに乗ると、運転手さんが開口一番、
「すみません。先に申し上げます。まだ全然咲いておりません」
と一言。申し訳なさそうに頭を下げる運転手さん。
小さな「えー」という落胆の溜め息が漏れ、車内がざわめく中、バスは静かに発車。
いやいや、運転手さんはああ言ってるけど少しは咲いているだろう、なんて楽観視しながらバスに揺られること5分ほど（？）。
工場の敷地内に入り、コスモス畑が見えてくると、運転手さんがまた一言。
「この通りです」
そこには「少しは咲いてるだろう」なんて思っていた私の期待を見事に裏切る、鮮やかな緑色のコスモス畑が広がっていたのでした。
さすがにこの時の落胆は大きく、車内には「嗚呼……」という大きな溜め息が充満したのでした。
ズバリこんな感じ。
工ｴｴｪｪ(´д｀)ｪｪｴｴ工 …とはまさにこのことである。
(´・ω・`)ｼｮﾎﾞｰﾝ
(´・ω・`)ｷﾘｰﾝ
本当なら、コスモスに囲まれたピンクの花道の中を「うふふ、あはは」と駆け抜けるはずだったカップルもいただろうに、この通り。。
でも皆さん幸せそうに歩いてらっしゃいました！ 私は一人だったけどね、フッ……（緑のコスモス畑に興味のない母は、車内での暇つぶし用に購入した『もしドラ』を畑の外で夢中になって読んでいた）。
コスモスって、結構高く伸びるんですよね。見上げれば密林です。
デデン！
コスモス畑から少し離れたところには、小さなひまわり畑もありました。かなりお疲れの様子のひまわりさんたちでしたが……。
こんな時期までがんばって咲いてくれたんですね。
今年はもうひまわり畑は見られないと思っていたのですが、まさかコスモスを見に行ってひまわりを見ることになろうとは。。
そんなこんなで、満開のコスモス畑を楽しむことはできなかったものの、ひまわりやコスモス一輪一輪をじっくり観察することができました。
今エントリーではあえて畑の写真を中心にしましたが、アップの写真もたくさん撮りました。そのうちサイトに載せたいと思います。
コスモスを堪能した後は、母と一緒に美味しい一番搾り（生ビール）を飲んで、焼き鳥を食べて、「ふぅー」と芝生に座って、ゆっくりと過ごしました。
母が『もしドラ』を読む隣で、私はいつものように人間観察（笑）。
最後に、酔い覚ましにもう一度畑の中を少しお散歩して、ビアパークを後にしました。
帰りは送迎バスに乗り遅れてしまったので、「駅まで歩こう」と母と二人でトボトボ歩いて駅に向かうことに。
ところが！
私の方向音痴は母譲りだったのか。。母の言うままに歩いていくのですが、なぜか太刀洗駅には辿り着けず。
結局1時間近く歩き回って、着いたのは太刀洗駅の二つ前の駅「西太刀洗駅」でした。
小さな無人駅。周囲には黄金色の田んぼも。
久しぶりの田舎の風景に疲れも癒されました。
そして、誰もいない駅舎へと向かうと、少し離れた場所にコスモスが満開に咲いているのを発見！
畑とまではいかないのですが、小道沿いにきれいに咲き誇っているではありませんか！
電車が来るまで時間があったので、そばまで行って見てきました。
やっぱりコスモスはこうでなくっちゃ！
西太刀洗駅で撮った写真は母の携帯を使用したものです。私の携帯はビアパークですでに電池切れしていました。。
母の携帯は古い機種なんですが、私のよりきれいに撮れるんですよね……。
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というわけで、なんだか珍道中のようでもありましたが、帰りは母と田舎道を歩きながら、いろんな話も出来ました。野菜畑を見つけて「これは何の野菜かな？」などと盛り上がったり。
ビアパークのコスモスは残念でしたが、予定通りに行かないのもまた粋かな。
思わぬ出会いや発見があって、楽しかったです。
キリンビアパークのコスモスは20日過ぎが見頃になるのかな。
「満開じゃなきゃヤダ！」という方は情報収集をお忘れなく！