JR博多シティの駅前広場で開催中の「クリスマス・マーケット in 光の街・博多」に行ってきました。
福岡のクリスマスシーズンの名物となった、博多駅前のイルミネーション。
今年はイルミネーションで彩られた広場で、クリスマスグッズや欧州のお酒、食べ物などが楽しめる「クリスマス・マーケット」、日替わりでクリスマス音楽が楽しめるライブイベントも行われています。(公式サイトはこちらから)
今日は母と買い物のため博多を訪れ、そのついでにイルミネーションも見る、という予定でした。このようなイベントが行われているとは全く知らなかったので、思わぬ素敵なイベントに遭遇してテンションも上がりました。
今年初登場となった「響き」をテーマにしたという「光の塔」の下ではライブイベント。私たちが来た時にはちょうど福岡女子短期大学の学生さんによるフルートアンサンブルの演奏が行われていました。
舞台の前には、音楽を楽しみながらゆっくりと飲食が楽しめるようテーブルとイスも。家族連れなどがチキンを頬張りながら談笑していました。
大人はこちらでゆっくりとお酒を…。
ビール好きの母は、ドイツのビールを購入。私は寒かったので(笑)、ホットワインをいただくことに。
「ホットワイン」というのは和製英語だそうで、正式には「グリューワイン」(独語)というそうです。ワインと香辛料などを温めて作る、「ホット・カクテル」の一種なんですね(Wikipediaによる)。
私は初めて飲んだのですが、飲みやすくて体も温まるし、ほろ酔い気分で心もほかほか。お店の女の子がまた可愛くて(白人の女の子たち!)、いろいろと楽しめました(笑)。
1杯700円(紙コップ)ですが、1000円(うろ覚え)でオリジナルマグカップ付きのものが買えます。マグカップと一緒に購入している方が結構いました。私は紙コップで…。
お酒の他には、チキンやスイーツ、またクリスマスのインテリアにぴったりなキャンドルやグッズなどが販売されていて、ほんのちょっとヨーロッパのクリスマスの雰囲気を楽しめるマーケットになっています。
※ ※ ※
クリスマスというと、私もかつては「彼氏と過ごしたい!」と思って、1人の時は必要以上に寂しさを感じたりしていたものですが、今はこの時期に1人で街を歩いていても、何だか幸せな気分になります。
「クリスマスは恋人と過ごす」というのは、かつて私が思っていたよりもずっと狭い考えであって、街を歩き、辺りを見回すと、カップルより家族や友人たちと一緒に楽しんでいる人が多いことがわかります。
クリスマスのイルミネーションは、おそらくほとんどの方が、その美しさと、そこにある楽しく幸せな雰囲気を味わいたくて、足を運んでいるのではないかと思います。そういった人々の集まりだから、自然と雰囲気もあたたかくなる。光の演出だけでなく、人々の思いや笑顔が、いろんなことを思い出させ、また忘れさせてくれる。
クリスマスは、見知らぬ人同士が幸せをおすそ分けする、そういう時間(とき)なんだと今は思います。だから、1人で歩いていても、何だか優しい気持ちになれるんですよね。
今日は母と2人で訪れました。
フルートアンサンブルが最後に演奏した曲が、中島美嘉の『雪の華』でした。母がこの曲が大好きなことは私もよく知っているので、この曲を演奏すると聞いた時には運命と言うのは大げさですが、ちょっとした「縁」も感じました。そして、ピアノが聴き慣れた旋律を奏でた時には、涙がこぼれそうでした。母もとても喜んでくれて。今日来て良かった、と。
親孝行らしい親孝行ができずにいる私ですが、こうやって小さな幸せを積み重ねることで、少しでも母に孝行ができれば…そんな思いです。
クリスマスまであと10日。クリスマスが過ぎれば大晦日、そして来年へと向かって街が慌ただしく動き出します。
あと少しの間、この優しい雰囲気を堪能したいです。
はじめまして。
こういうイルミネーション、本当に綺麗ですよね!
私は小倉なので(小倉もキレイですけど)、博多駅前とか天神とかに行くと、その美しさに本当に癒されます★
地元には地元の良さもあるけれど、都会ってういうところが素敵だな~って。人を楽しませる工夫がしてありますよね。クリスマスが終わっても、しばらくこうしていればいいのに…と思う次第です!
>看護師人材福岡さん
コメントありがとうございます。
北九州もこの時期はイルミネーションが綺麗ですよね。私も何度か小倉や門司に見に行ったことがあります。
冬のイルミネーションは、寒い季節にぬくもりを与えてくれますね(*^_^*)