今日は母と休日が重なったので、2人で福津市の宮地嶽神社へ行ってきました。
※ ※ ※
福津市は福岡県の北西部に位置する玄界灘に囲まれた市で、福岡市と北九州市の中間にあります。
宮地嶽神社(公式サイト)はその福津市で一番の名所。商売の神様として信仰を集め、参拝客は年間250万人以上で、福岡県内でも太宰府天満宮に次ぐ多さを誇っているそうです(公式サイトより)。
福岡市中心部からだと、JR博多駅から鹿児島本線・小倉(門司港)行きの快速に乗って約30分、福間駅で下車します。福間駅から神社前まではバスがあり、方向音痴の私と母も迷うことなく行けました。
お正月休みも終わって1週間近く経ち、初詣の参拝客は少ないだろうなあと思っていましたが、参道も神社も賑わっていました。
参道を歩いていると、多くの店先によもぎ餅が置かれていました。その名は松ヶ枝餅(まつがえもち)。太宰府に「梅ヶ枝餅」があるように、ここ宮地嶽神社ではこの焼き餅が有名だそうです。
*
左から「白」「黒ごま」「よもぎ」「桜」。私はよもぎと黒ごまを食べました。
今日も風が冷たい一日でしたが、冷えた体を焼きたてのお餅があたためてくれました。ほどよい甘さのあんこも美味しかったです。
*
本殿は階段を登った先にあります。結構急な階段で、登るのも一苦労。他の参拝客も口々に「きついねえ」と言っていました。階段を登って2つの鳥居をくぐると、3つ目の鳥居、そして楼門が見えます。
*
宮地嶽神社のシンボルは、この大注連縄。直径2.5メートル、長さ13.5メートル、重さ5トンと、その大きさは日本一だそうです。
本殿のある場所は思っていたより狭かったです。ただ、本殿の奥には「奥の宮八社」や日本各地から移転した古民家が並ぶ「民家村自然公苑」、さらに動物園(!)「宮ZOO」まであり、敷地はかなり広いようです。(神社の地図)
今日はそこまで見てまわることはできませんでした。四季折々の自然を楽しめるようなので、次に行くときはゆっくり見て回りたいです。
そして、宮地嶽神社は参道が海まで続いています。
階段を登り終え振り返ると、海まで一直線に伸びた参道を見ることができます。
階段を登ったご褒美。階段を登ったら、ぜひ振り返ってください。生で見ると圧巻です。(写真はなぜか男性に焦点が…)
今日は参拝した後、「せっかくだから海も見ていこう」と、海まで続くこの道を母と2人で歩いてみました。遠そうに見えますが、30分ほどで着きます。
しかし、ここまで来ている参拝客はあまり多くはありませんでした。しかも歩いていたのは私たちくらい…。海水浴場でもある宮地浜には駐車場もあるので、ほとんどの方が車で来られていたようです。
正面に見える島は、玄界灘に浮かぶ「相島」です。
玄界灘から吹く風は冷たかったですが、陽を浴びてきらきら光る海は、どこかあたたかさを感じました。
宮地浜ではウインドサーフィンもやっているようで、波打ち際にボードとセイルが…。
※ ※ ※
今日も張り切ってカメラを持って行ったのですが、レンズは望遠レンズしか持って行かなかったので撮りたかった構図で写真が撮れずに、数枚はiPhoneで撮りました(*印が付いているのがiPhone)。しかも、その出来はカメラとほとんど変わらないという。。
今日は最後のワンちゃんがベストショット。写真の方はまだまだです。
福岡では「三社参り」といって、正月に3つの神社を詣でる風習があります。
私は2日に警固神社、4日に太宰府天満宮へ初詣に行っていたので、今日の宮地嶽神社で三社参り達成(?)です。三社参りはおそらく福岡に来てから初めてだと思います。
宮地嶽神社も初めてでしたが、楽しかったです。アクセスも悪くないですし、まだまだ楽しめる場所があるので、また行きたいと思います。