福岡散歩~東公園(福岡市博多区)

福岡市博多区の東公園に行ってきました。


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福岡市中心部からのアクセスは、博多からですとJR鹿児島本線に乗って吉塚駅(博多駅の次)で下車して徒歩数分、天神からはバスが出ています。
今日は行きは博多経由でJRに乗って、帰りはバスに乗って天神経由で帰ってきました。(調べてみたら地下鉄でも行けるようです)

公式サイトによると、東公園があった場所はかつて九州三大松原の一つと言われ、景勝千代の松原の一部だったそうです。明治9年太政官布告に基づき、官に上申して公園地となりました。
以前は松原も残っていたようですが、公園周辺の著しい発展によって松原の枯損が広がり、昭和に入って公園としての整備が進み、現在では約7万平方メートルの、亀山上皇をシンボルとした日本風公園として住民に親しまれている公園となっています。


東公園の辺りは、元寇時(文永の役)に戦場となったところだそうです。公園のシンボルである亀山上皇像は、その関連で建設された銅像です。筥崎宮の神門に掲げられた「敵国降伏」は、亀山上皇が元寇時に祈願して掲げたもので、東公園の上皇像にも同じ「敵国降伏」の文字が刻まれています。
公園内には元寇資料館もあり、その資料館の前には日蓮上人像もあります。ともに日露戦争時に(国威発揚の目的もあって)建設されたそうです。

東公園は初めて訪れたのですが、想像していたより広く、そして自然の溢れる公園でした。
家族連れだけでなく、カップルや友人らと来ている若い人たちも多く、また子供たちも像の周りで鬼ごっこ?をしたりと走り回っていました。もちろん、ランニングや犬の散歩をする人たちの姿も。住民の憩いの場所となっているようです。



噴水や小川などもあり、そこでは鴨が悠々と泳いでいました。


公園内には福岡県の県木である梅が楽しめる「梅林」もあります。
まだほとんど咲いていませんでしたが、陽当たりもよく、蕾が大きくなり今にも咲きそうな木も何本かありました。
また、枝垂れ梅の木も多く、同じ福岡市内の梅の名所である舞鶴公園の梅林とは違う楽しみ方ができそうです。

広くはありませんが、本数は結構あります。
東公園に梅林があることは知りませんでした。「福岡 梅 名所」で検索しても東公園の名前は出てこないんですよね。何でだろう。。


今日の福岡は快晴。梅の花もきれいに撮れました(構図はまだまだ勉強)

公園の真向かいには福岡県庁があります。


話題のNHK大河ドラマ『黒田官兵衛』で、福岡もゆかりの地として少し盛り上がっています。。

今日は休日ということもあってか、公園を一歩出るととても静かでした。駅周辺やこの辺りは、道路もきれいに整備されていて閑静な街といった感じです。
公園の隣には「十日恵比寿神社」(公式サイト)もあるのですが、そちらは今回は寄りませんでした。次回はぜひ…。

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東公園は野良猫が多いことでも有名のようで、今日も何匹も見かけました。ひなたぼっこをする可愛い写真が撮れたので、次回アップします。
また、Flickrには、量が多くなるのでブログには載せなかった写真もアップしています。よかったらご覧ください。(Flickrには猫の写真もアップ済みです)

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