久留米市の千光寺へアジサイを見に行ってきました。
通称「あじさい寺」として親しまれているという久留米市の千光寺。約20年前、檀家から株を分けてもらったのをきっかけに境内に植え始めたそうで、今では約50種、計約5000株ものアジサイが境内を埋め尽くしています。
行くのは今回が初めて。場所は市街地から離れていますが、アクセスはそんなに悪くはありません。福岡市内からでも電車とバスを乗り継いで行けます。(ただ、バスは1時間に1本以下と本数が少ないです…)
西鉄またはJRで久留米駅まで行き、久留米駅から西鉄バス25番に乗って「山本コミュニティーセンター前」で下車。看板が出ているので、看板の指示通りに歩いて行けばOK。少し上り坂ですが、バス停から歩いて10分ほどで着きます。
千光寺は曹洞宗で、歴史あるお寺のようです。境内には北朝銘のある梵鐘(県指定文化財)が、お寺から少し山に入ったところには懐良親王廟や江戸時代初期の大名の供養塔などがありました。(一応それらもさっと見てきました、何も考えずに…)
仏寺を初めて開くことを「開山」と言いますが、まさに山を切り開いたといった立地で、周囲は竹などの高木に囲まれ、さらに今日は天気も悪かったので鬱蒼とした雰囲気でした。土と草のにおい、それとうぐいすの鳴き声は久しぶりでした。
6月30日まで「あじさい祭り」が開催中で、その期間は入園料200円(大人)が必要です。
境内は本当にアジサイだらけ。「生い茂る」とでも言うのでしょうか、わっさわっさと咲いていました。
観光客が多く訪れるということで、朝早く行くことをすすめられていたのですが、今日は午前中は雨が降っていたので、雨の上がった午後から出かけました。
止んだとはいえ、いまにもまた降りだしそうな天気でしたし、お客さんも少ないだろうと思っていたのですが、昨日くらいに新聞などで「見頃」と報道されたそうで、お客さんは多かったです。。
天気が悪くてカメラの設定に手間取り、さらに人が多く、ゆっくり見て回れないし、歩道は狭くてしゃがむこともできない、と撮影は全くうまくいきませんでした(言い訳)。
とりあえず80枚近くは撮ったのですが、満足のいく写真は1枚もなく。途中からやる気も失せて、ただ歩いているだけになってしまいました。
同じ構図でピントを変えただけ。毎回、何枚かはこういう撮り方をしてます。ブログで2枚並べるのは初めてかな。
設定を調整するために、誰もいない陰で何枚か撮ったものの一枚。試し撮りなので構図が平凡ですが、画質的にはこれが一番きれいに撮れたかも。。
※
今年はこれまで筥崎宮をはじめとして4か所でアジサイを撮影しましたが、それらのアジサイと比較して、ここ千光寺のアジサイは大きいものが目立ちました。株の背丈も高いですし、花もびっくりするくらい大きかったです。
花の直径は20cm以上はあるんじゃないでしょうか。セイヨウアジサイだけでなく、ガクアジサイも大きくて、まるで違う花を見ているような気分でした。
この品種は、花の大きさに対し枝が細すぎるためか、支柱で支えられていました。
品種の違いはもちろん、土などの環境や育て方など要因はいろいろあるのでしょうが、ここまで大きいアジサイは初めて見たので新鮮でした。
※ ※ ※
今日の撮影は上記(言い訳)のようにいろいろあって、全く満足できなかったのですが、いい勉強になりました。
曇りの日の撮影はまだ迷いながらやっているので、自分の中で「これだ」という設定を見つけて、シャッターを押す以外の余計な時間を減らしたいですね。(ということを前も言っていた気がするー)
さて、来週はどこに行こう。
お疲れ様でした。どの写真も綺麗ですね。特にピントを変えた2枚組みは面白いし、綺麗ですね。さて、来週はどこに行こう。
>ザッキーさん
ありがとうございます!
ザッキーさんのように、隙間なく咲き乱れる満開のアジサイ畑…といった写真を撮りたかったのですが、いい構図を作れませんでした。。
お寺の裏?にある山に登ったら、昨日今日と筋肉痛で、歩くのも辛いです(笑)
写真撮影はいい運動になります(^^;;