福岡散歩~夏の背中、秋の足音(海の中道海浜公園・福岡市東区)



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ひさっしぶりに快晴の週末となり、約3週間ぶりにカメラを持って出かけました。
せっかくの青空。行先は広い空が見える海の中道海浜公園へ。

吹く風はすっかり秋の模様ですが、今日の最高気温は30度と高く、汗ばむ陽気でした。
セミも元気よく鳴いており、夏が戻ってきたかのよう。
しかし、秋を代表する草花はもう咲き始めています。


ねこじゃらし。
細い毛に光が当たってきれいでした。ホワイトバランスを曇りにし、夕方っぽく。


ヒガンバナ。
背景を黒くすると赤が映えます。

海の中道海浜公園では毎年、大きいススキのようなパンパスグラスが見られます。

ほんとに大きいです。大きすぎで、構図がうまく作れないんですよね。。

秋は沿道のイチョウ並木も、この公園の見所です。
まだ色づき始めたばかりですが、黄金色の並木道が楽しみですね。

こちらは夏からおなじみサルスベリ。

前回と同じ構図になってしまいましたが、今回の方が色がきれいにでました。

今日は遅めに家を出て、公園に着いたのは夕方の4時でした。
というのも、水平線に沈む夕日を見たかったからです。

一通り園内をまわった後、玄界灘が望める「シーサイドヒルシオヤ」へ。
ところが、海岸に近づき、波の音が聞こえ始めた途端にすごい風。今日は風が強く、波が高かったです。カメラを構えてもフラフラして、ぶれてしまうほどでした。
日が落ちるまでいたかったのですが、暗くなり始めた海岸で強風が吹き、浜辺には白波が押し寄せ、周囲には誰一人おらず…とだんだん怖くなってきたので、ちょこっと写真を撮って帰ることに。



浜には降りられないので、デッキから松の木越しに。
極端に露出アンダーにしてみました。モノクロっぽいけど、カラーです。1枚目の真ん中に見える島は志賀島。

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帰りのバスの中で、真っ赤に燃える太陽が沈んでいくのを見て、「ああ、やっぱり海にいれば…」と少し後悔。
でも、あんな真っ赤な夕陽を暗くなる海岸で一人で見ていたら、恐さ倍増だったかもしれません。

夏もほとんど何もしない間に終わってしまいました。
カメラもお休みが多かったです。忙しさを理由にしてたら何もできませんね。。
今月は年に1回のお楽しみ、「アジアフォーカス・福岡国際映画祭」があります。来週末から1週間は映画三昧になるので、またカメラはお休みかも(汗)。

2 comments to “福岡散歩~夏の背中、秋の足音(海の中道海浜公園・福岡市東区)”
  1. 本当に不思議な夏でしたが、一気に秋の気配ですね。海の中道海浜公園とか志賀島とか何度か出かけているけど、写真にはあまりおさめてませんね・・・あまみっくさんはいろいろこだわって写真にチャレンジしているので参考になります。まあ人に言うほどあれこれ凝っている訳ではないですけど^^;
    先月末に5日間出かけていて、ぼちぼちupしてます。北陸はほとんどが初めて出かける所だったけど、やはり出かけないと分からない事だらけでしたね・・・水田が広がる平地も、険しい山も、美しい海も想像以上でした。

  2. >Masahikoさん
    こんばんは。
    本当に今年の夏はあまり暑くなく、あっという間に過ぎていってしまいましたね。
    写真は…私は無駄に構図などに凝ってしまうので^^;
    Masahikoさんの写真は視線が真っ直ぐというか、カメラマンと同じ視線でその場所の雰囲気を感じられるのが素敵だなあと思っています。まさに「旅の写真」です!
    北陸旅行記も堪能させていただきますね^^

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