前回に続き、今回は筥崎宮花庭園の様子をご紹介します。
まずトップの写真は、前回も触れたダッチアイリス。
この花壇は庭園に入ってすぐのところにあります。ダッチアイリスの他にもガザニア(?黄色の花)やリナリア、ケマンソウなどが咲き乱れています。
しばらく歩いたら、ネモフィラがわんさか。
ネモフィラと言えば、丘一面に咲き乱れる真っ青な絨毯を思い浮かべますが、筥崎宮の花庭園は鉢植えネモフィラ。
光を浴びるネモフィラをバックから撮る、というのは前々から挑戦していたのですが、今回やっとピントが合いました。構図はさておき^^;
そして、ダッチアイリスとともに一際目立っていたのが、ハナビシソウ。
英名は「California poppy」。カリフォルニア原産でポピーに似ているということから、その名が付いたそうです。
この花はカリフォルニア州の州花にもなっていて、カリフォルニア州のランカスターという街では毎年「カリフォルニアポピーフェスティバル」が開催されているそうです。(公式サイト ←トップページのオレンジの絨毯がきれい!)
花を愛でる心は、世界共通ですね^^
足元にひっそり咲いていたのは、アネモネ。可愛いです。
小さな鉢に植えられていましたが、ここの花庭園は鉢植えがとても多いですよね。
ボタンやシャクヤクのような華やかな花もあれば、小さな日陰に咲く花まであって、本当にいろいろな花々を楽しむことができます。
園の中心にある花壇は和洋問わず、さまざまな花が咲いていますが、モミジやツツジなど和風庭園に似つかわしい花木も隅の方でしっかりと庭園を彩っています。
そしてそして、なんとキタヤマスギ(北山杉)もありました!
つい最近、川端康成の『古都』を読んだばかり。小説では陰の主役と言ってもいいキタヤマスギでしたが、まさかここで出会えるとは思っていなかったので、立ち止まってしばらく眺めてしまいました。(ここにあることすら知らなかったので…)
まあ、本場のキタヤマスギとは違い、凛と美しくそびえ立つ杉木立が見られるわけではなく、根元までぎっしり葉が詰まったもっさりスギが何本か並んでいるだけでしたが…。そんなわけで、写真も葉のアップ^^;
本場の杉木立、見てみたいですね。。
木と言えば、こんな木も。
通称「ナンジャモンジャ」の木。
Wikipediaによると、「見慣れない立派な植物、怪木や珍木に対して地元の人々が付けた愛称。」ということなので、特定の木を指すわけではないようなのですが、実際は「ヒトツバタゴ」を指すことが多いようです。
白い花がふわふわと綿のように青空に浮かんでいて、目を引きます。
※ ※ ※
写真でご紹介したのはほんの一部で、他にもいろいろな花が楽しめます。
見頃の花を何でもかんでも集めちゃった、という感じでもあるんですが^^;、お花やカラフルなものが好きな方にはおすすめです。
庭園を2周してゆっくり花を楽しんだ後は、隣接する迎賓館のオープンカフェでケーキセットをいただきました。
※
久しぶりの「今回のベストショット」。
クリスマスローズ。
石垣の隙間から生えていた株を、光を利用してドラマチックに仕上げてみました。
ボタン・シャクヤクと並んで「撮りにくい花」クリスマスローズ。今年になってやっといい感じで撮れるようになってきていたのですが、まさかここでベストショットが撮れるとは…。
こんばんは♪ 凄い! クリスマスローズは、未だどう撮ったらいいのかわかりませんが、なるほど!こういう技も有りですね。
それから、ほんと、最近は写真が綺麗になりましたね。
>ザッキーさん
クリスマスローズは本当に難しいですよね><
今回は陰にひっそり咲くクリスマスローズに西日が当たっているのを運よく見つけて、撮ることができました。黒バックで映えない被写体はないですね^^
>それから、ほんと、最近は写真が綺麗になりましたね。
ありがとうございます^^ゞ
RAW現像のお陰ですかね。最近すっかりハマってます^^;