先週の土曜日、3月10日の福岡市植物園の様子です。
数は少ないですが、早咲きのサクラも見頃を迎え、園内も少しずつ華やかになってきています。
トップ画像のサクラはカワヅザクラです。そのカワヅザクラの木に、ヒヨドリの姿が。
サクラの蜜は美味しかったかな?
どこか嬉しそうな表情にも見えますね^^
コヒガンザクラも見頃を迎えていました。梅園の近くにある木をパシャリ。
シナミザクラは、園入り口近くにひっそりと咲いています。
シナミは漢字で書くと「支那実」。江戸時代末期に中国から渡来したサクラで、実は食べられるそうです。
蕊がスッと伸びた小輪の花が可愛らしいです。
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この日植物園に行った目的はウメだったのですが、園内を歩いているといろいろな花が咲き始めていて、気づいたらウメ以外の花ばかり撮っていました。
その中でも目に付いたのが、黄色の花たち。植物園では入り口をくぐるとすぐ満開のナノハナが出迎えてくれますが、ナノハナ以外にも、黄色の花があちらこちらに。
まずは「アオモジ」。この木は梅園のすぐそばに咲いていました。
離れた場所から見ると黄色の小さな花がふわふわと咲いているように見えるのですが、よくよく見ると、花弁は白っぽく、蕊が黄色ですね。
アオモジは雌雄別株で、この木は雄木だそうです。調べてみたところ、雄と雌では微妙に花の形も違うようです。
次はトサミズキ。
トサは「土佐」のこと。名前の通り、四国原産で、特に高知県で多く生育している木のようです。
釣鐘のようにぶら下がった花は、どこか儚さも感じられて、きれいです。
園内のあちこちで見かけるサンシュユ。
どの木も目立つ場所にはなく、ひっそりと咲いているのですが、この季節に見るのを楽しみにしている花の一つです。
この木は、先ほどのアオモジくんの近くにあった木です。くるんとした枝に惹かれてパシャリ。
サンシュユの花は、遠くから見てもそばに寄って見ても楽しいです。
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春は花だけでなく緑も美しく、見ているだけで心が弾みます。
剪定し、秋冬はとても寂しい姿だったアジサイにも新芽が出ていました!
満開のウメを無理やりバックに入れて。
アジサイの季節はもう少し先ですが、こうやって新しい芽が出ているのを見ると、今から楽しみになってきますね~。
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先週末は土日どちらも快晴だったので、土曜日は植物園、日曜日は海の中道海浜公園に行ってきました。
次回は海の中道海浜公園の様子をご紹介します。
ではでは。