2024年、今年のテーマはずばり「終活開始」。
昨年末の大掃除では、もう読まないであろう文庫本を中心に所有していた紙の本を半分に減らした。思い入れがあってまだ手元に残しているものも、いずれは手放すつもり。
数年前に買ったエンディングノートも少しずつ埋めている。
今年は身の回りの整理を進めていきたい。
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そんな中、扱いに困っているのが、ウェブ上に残しているブログや写真といったものだ。
私がいなくなったらどうなってしまうのだろう。
私の手を離れてネット上で浮遊し続けるのも悪くないかな、と思うことがあったが、いくつかは有料のサービスを利用している。有料サービスはできることなら自分で管理できなくなる前に解約しておきたい。
そうすると、無料サービスへの移行を考えるべきか。いやしかし、なぜ無料のブログサービスをやめてわざわざ有料サーバーを契約しているのかを思えば、いまさら無料に戻るのは。
……もういっそ、ウェブ上に記録を残すのはやめたほうがいいだろうか。
今日、PCを買い換えた。
データの整理・移行を進めつつ、利用しているウェブサービスのアカウントの整理も行った。
世の中に溢れる様々なサービス。一度利用したきり、数年間放置したままのアカウントがいくつもあった。
もう使う機会はないだろう。退会処理を行った。
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朝起きて視界に入る、部屋を埋めるモノだけでなく、ネットに接続しないと見えないモノもたくさん抱えている。
いくら大掃除しても出てこないモノ、私の痕跡が、この世界のどこかに残っていると思うと、こうして細々とでも書き残していくのはなんだか怖くなる。
便利だから、流行っているから、と勧められるがままに新しいサービスに手を出していたら、いずれ自分の首を絞めることになるのが見えている。
不便でもいい、「時代遅れ」と言われてもいい。もう、無理はしたくない。身の丈に合った生活をしたい。