さようなら、6月

7月になってしまった。

2023年も折り返し。私にとっては目まぐるしい半年だった。
特に6月は、特別な1か月となった。
10年以上所属していた部署を離れ、新しい業務に就くことに。転職したと言っても過言ではないほどの激変ぶり。すべてが刺激で新鮮でもあり、完全に行き詰まりだった前部署と違って、（少しの）希望も感じられる。
ただ、1か月経ち、不安のほうが大きくなってしまった。明日から2か月目に入る。うまくやっていけるだろうか。

仕事が大きく変わったのをきっかけに、プライベートも少し変化をつけた6月。
趣味から距離を置くことを決め、好きなことは極力避けた。
たとえば映画。気になる作品は何本かあったが、映画館には行かないと決めて、一度も足を運ばなかった。もちろん配信でも1本も観なかった。
趣味から離れたことで、頭が少しスッキリしたような気がする。

何事も計画を立てて動けない質なので、6月は平日も休日もスケジュールを立て、できるだけその通りに動けるようにと心がけた。
他にも初めての体験もあったりして、プライベートでの6月の日々は自分の中でも満足度は高くて、7月もこの生活を続けていけたらなあと思っている。
大好きなトム・クルーズの新作映画が公開されるから、映画館には行かなきゃいけないけど笑
趣味は再開、になるかな。

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写真は今日（7月2日）撮影したもの。
午前中、母と舞鶴公園にハスを見に行ったら、大雨の影響でお濠は立ち入り禁止に。
ふらっと寄った牡丹・芍薬園でアジサイを見つけた。まだきれいに咲いていて、6月の名残がなんだか嬉しかった。

それから大濠公園等にも行き、正午を過ぎた頃に帰ろうとしたら、お濠は立ち入り可能になっていた。
ただ、もうハスの花は多くが閉じてしまっていた。

でもせっかくなので、無理やり撮った。

こちらは「チョウトンボ」。チョウのように飛ぶことからその名前がついている。翅の美しさも目を引くトンボ。

初めて見たという母が驚きの声をあげていた。私も初めて見た時は、こんなにきれいなトンボがいるのかと驚いたなあ。

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「夏」は苦手な季節。
汗かきで、脂性肌の私は、夏になると大量の紙を消費する（顔はあぶらとり紙、体はボディシート）。
朝から晩まで何度も何度も顔や体を拭き、複数回シャワーを浴びて。夏ほど自分が嫌いになる季節はない。

夏の空や海、雰囲気も景色も好きだけど、夏の自分は嫌い。

ずっと「夏が嫌い」と思い込んでいたけれど、夏が嫌いなのではなく、「夏の自分が嫌い」なんだと、この年になってやっと気づく。

最近読んだ、臨床心理士の信田さよ子さんのインタービュー記事に、こんな言葉があった。

私自身、自分を好きかという問いを投げかけたことはありません。無意味だと思うからです。でもあえて答えるなら、こんな自分を好きなはずがないでしょうと答えます。だいたい、醜い点をいちばんわかっているのが自分なのですから、好きになるはずがないでしょう。

「自己肯定感」にこだわる母親たち、わが子を息苦しくさせるワケ（信田 さよ子） | ＋αオンライン | 講談社

自分を好きにならなくていい――
少しホッとした。

夏が始まった。2か月と少し。がんばって乗り切ろう。