WBC、春の喜び

ブログの更新が少し滞り気味でした。いろいろあったのですが、理由の一つはそう、WBCです。
優勝が決まって、より多くの人と感動を共有したくて、ブログに書くことより掲示板に書き込むことに夢中になっていました(汗)。
日本中がこんなにも大きな喜びと感動で溢れかえったのはいつ以来でしょう…。「国の代表を応援する」というのは理屈じゃないんだ、と実感しました。
名前も顔も知らない人と喜びを共有できるって気持ちのいいことですね。
TVのニュースでは映画館で試合の中継をしていた様子が流れていましたが、あの場で観戦していた人がとても羨ましかったです。電器屋さんのTV売り場とか、見知らぬ人達との試合観戦は、より多くの人と感動を共有できて喜びも倍増しそう。
球場に足を運ぶというのは、そういうことなんだなあ、と。

決勝の日、私は職場でした。やはり皆仕事になっていませんでした。
しかし、仕事がなかなか進まずにイライラしている方が、皆がTVの前に集まっているのを見て「春だなあ、呑気だなあ」と大声で言っているのがまた何ともアレでした(苦笑)。確かに、そう言いたい気持ちはわかりますが…。

これまで日本の代表と言うと「ジャパン」の前に監督さんの名前をつけることが多かったですが、今回の名は「侍ジャパン」。どうも原監督が「選手をメインに」ということで自分の名前を付けるのを断ったそう。
今回の大会を通して原監督はあまり目立っていませんでしたが、彼が果たした役割というのは大きかったのでは、と思いました。
野球観戦は大好きですが、毎シーズン欠かさず観戦し続けているというわけではないので(気まぐれです)、見当違いかもしれませんが、今回これだけ良いチームができたのは、原さんの「若さ」も理由の一つなのではないかと思いました。

原さんは50歳。これまでの長嶋さんや王さん、星野さんと比べて若いです。
今回のメンバーは20代後半の選手が多かったんですよね。私も彼らと同世代なのですが、この世代から見ると50代というのはちょうど親世代、結構親しみが持てる世代なんです。職場などでも、50代(特に前半)の方とは割と話しやすい。
皆が皆そうというわけではないですが、原監督は見た目の若さだけでなく、意識や感覚も若い世代に合わせられる柔軟なところがあったのではないか、と思いました。
30代の選手は原さんの現役時代も知っていて、監督というよりもむしろ先輩や兄貴分のような感じだったのではないか、と(勝手に想像してみたり)。

ネットでは「世代交代を強く感じた」という意見もちらほらあるようです。
私もそれを感じました。原さんと選手達が起こした風は、とても清々しくさわやかで、彼らの姿は「春」そのものでした。
これだけ日本中が夢中になったのも、優勝したからとか代表の試合だからとか、それだけではないような気がするんですよね(もちろん優勝したことが一番の理由ですが)。
新しい時代が始まった瞬間を、私たちは目撃したのではないでしょうか。

そして、この季節に行われたというのも良かったような。
大会の開催時期に関してはいろいろ問題点があるようですが、観戦する側にとって、1年度の始まりである春にこの感動を味わえたことは、大きな励みになるように思います。選手の勇姿に「私もがんばろう!」と思った人は多いはず。
不安がつきまとうこの季節ですが、それを吹き飛ばしてくれた侍ジャパンの活躍でした。

…で、原さんに話を戻します。
私がどうして原さんにこだわったかというと、私実はかつて原ファンだったんです(本当です、便乗ではありません)。
私の親が原さんと同じ年齢と言うことで、昔から原さんを応援していたんです。その影響で、私は小学生の頃原ファンでした。
東京に出張に行った父が原さんの写真立てや下敷きを買ってきてくれた時は、その下敷きを堂々と学校に持っていき、クラスの男子に随分からかわれました(笑)。
原さんの背番号が私の好きな数字の「8」(誕生日が8日なので)だったのには、運命を感じたほどでした(アホ)。
思えば、私の年上好き(オヤジ好き)はこの頃から始まっていたのかもしれません…。

しかし、原ファンだったのもその一時期だけで、いつの間にか原さんへの思いは薄れていました。でも、こうやって原さんにスポットライトが当たると、特別な感情が沸いてきます。原さんが監督ではなかったら、たとえ優勝していても気持ちは少し違ったかも…(?)。

というわけで、春一番に大きな感動と喜びを運んでくれた侍ジャパンに「おめでとう」と「ありがとう」を伝えて締めたいと思います。
来週から4月が始まります。よし、がんばるぞー!!

2 comments to “WBC、春の喜び”
  1. 原さんのプロデビューとなる試合、実は生観戦してました。確かGW中のデーゲームで、父親と一緒に今は無くなってしまった後楽園球場に観にいっていて、その日、黄金ルーキーが二塁手としてデビューしたのだったかな。
    (古い話なので、さすがに記憶に自信がないっす。事実確認しないよーに!)
    実際、アンチ巨人という立場でプロ野球を観ていた期間が長いので、原さんはというと、あんまり強くない時代の巨人の四番という印象でしょうか。巨人というチームは、特殊で、王、長嶋を輩出した国民的人気球団だったから、次代の巨人軍を託された原さんの重圧は相当なものだったような気もします。どんな強打者でも巨人に来ると、意外と大した成績を残せないものでしたし。
    監督としては未知数なのかと思っていましたが、「あの采配はダメだ!」とか文句をつけたくなるものですが、そういうのを感じませんでした。これって実は珍しい事なんじゃないでしょかね。意外と今後も名監督の地位を固めていく事になるのかも。
    世代交代…。う~ん、判りませんが、星野さんの選手起用などには、結構、「え?」というのがありましたかね。若手がイキイキとプレーできたのは原さんの素直そうな性格が関係しているんじゃないかと分析中です(笑

  2. >メロンぱんちさん
    私は野球は好きですがそんなに詳しいわけではなくて、しかし今回のチームの良さと選手達の活躍を見て、「何がこうさせたのか」と分析したくなったんですよね(笑)。
    私は原さんと選手達の年齢にポイントを置きましたけど、メロンぱんちさんの仰る原さんの性格ももちろんあると思います。
    また、原さんは巨人の監督であるからスター選手の集まりをまとめる能力には長けていた、とか、高校時代からスーパースターだったので代表の監督というプレッシャーにも負けないタフさを持っていた、といったように、いろいろな見方があるみたいで。
    選手の活躍だけでなく、原さんがどのようにして彼らをまとめあげたのかということも気になっている人は多いのではないかな、と思いました。
    「代表」というと個々の選手が皆スターなので、彼らの活躍にばかり目がいってしまいますが、個々の能力以上に「チームワーク」の大きさを見た今大会でした。
    日本人が高校野球を好む理由も見えたような気がしました。

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