福岡散歩~白秋のふるさと・水郷柳川の旅(柳川市)



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母と2人で1泊2日の柳川旅行に行ってきました。
木曜の夜、仕事を終えてから電車に乗って柳川へ。美味しい夕食と温泉で疲れを癒し、翌日に観光。
観光の金曜は、午前中に川下り、午後は柳川出身の詩人・北原白秋の生家を訪れ、ひまわり園にヒマワリを見に行き、最後は柳川名物のうなぎを食べて締めました。

前回の記事でヒマワリをご紹介しましたが、今回は川下りと白秋の生家をご紹介します。

柳川の川下り業者は全部で5社あるそうなんですが、私たちが利用したのは柳川観光開発(株)さん。西鉄柳川駅近くに乗船場(松月川下り乗船場)があったので、そこから乗船しました。終点は、柳川の観光名所の一つでもある柳川藩主立花邸「御花」や白秋生家のある沖端の乗船場でした。

出発進行!

午前10時前に乗船。この日は朝から雲が多く、途中で小雨も降るような天気でしたが、程よく風が吹いていて川下りにはちょうどいい気候でした。
船頭さんの話によると、夏はとにかく暑いので川下りはしんどいらしいです。この日も午後から日差しが出てきて暑かったので、私たちが選んだ時間は本当にグッドタイミングでした。

川下りと言っても、巡るのはほとんどお堀。柳川城址(現在柳川高校がある辺り)の周囲のお堀を「どんこ舟」と呼ばれる船に乗って巡ります。
お堀沿いには、地元出身の詩人・北原白秋をはじめとした縁ある文豪の碑などが設置してあり、柳川の文化や歴史を感じることができます。

右の水門からお堀に突入。

近代的な街造りに貢献した柳川藩初代藩主・田中吉政像。

北原白秋の「待ちぼうけ」の歌碑。

有明海の伝統的な漁法「くもで漁」で使用される「くもで網」も設置されています。

橋の下を通る時に船頭さんが地元の歌を歌ってくださいました。エコーで声が響くからなんですが、とてもいい声でお上手でした。
橋の向こう右手に見えるのはお土産屋さん。お買い物したい時は寄ってくださるようです。


お堀沿いの民家には「汲水場(くみづ)」と呼ばれる階段があります。かつてはお堀の水を生活用水として利用しており、そのためにお堀に降りる階段があったんですね。
家はさすがに建て替えて現代風ですが、汲水場はそのまま残している家が多かったです。お堀に向かってテラスを設置していたり、涼むためのイスが置かれてあったり、時代を経てもなお、お堀が生活に密着していることがうかがえました。

汲水場を歌った白秋の歌碑。

お堀は一般人でも自由に使用できるらしく(手漕ぎボートならOK、電動はダメだそうです)、写真のようにボートを置いている家がいくつかありました。


今回宿泊した施設はかんぽの宿。
客室はお堀に面しており、窓から眺めることができます。この日の朝は、ちょうど川下りの船が準備のため、乗船場に向かうのを見ることができました。
宿は外から見るとかっぱの顔の形になっています(下の出っ張りの部分は2階のレストランですが、ここが嘴。最上階の展望浴場の窓が目になってます。)。川のある町はどこもかっぱ伝説がありますね。
お食事は夜と朝いただきましたが、ヘルシーでおいしかったです。スタッフの皆さんの接客も良く、また行きたいと思える宿でした。

かんぽの宿の近くにあるのが、柳川の観光名所のひとつ、柳川藩主立花邸「御花」(公式サイト)。西洋館や日本庭園などが保存されたこの別邸は、敷地全体が「立花氏庭園」として国の名勝に指定されているそうです。
御花周辺のお堀は、庭に植えられた大きな木々で覆われ、美しい緑と涼しい風が吹いて心地よかったです。


乗船中は船頭さんがずっと柳川の歴史や文化について語ってくださり、約1時間楽しい時間を過ごすことができました。
下船後は、船頭さんに薦めていただいた北原白秋の生家へ。


明治34年の大火災で大半を焼失した白秋の生家は、昭和44年11月に復元され、今は白秋の資料館も併設されています。(北原白秋記念館公式サイト
復元されたものとはいえ、中は当時のままかと思わせる雰囲気で、母は自分の実家を思わせる日本古来の家の造りに「懐かしい、実家みたい」ととても喜んでいました。



部屋には靴を脱いで上がることができ、2人で縁側に座って小さな庭を眺めながら、しばらく思い出語りなどをしていました。
この日は素足にサンダルだったんですが、畳の上を素足で歩くのは久しぶりで、気持ち良かったですね。

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白秋生家、資料館を見学した後、午後からひまわり園へと行ったのでした。
ひまわり園から駅へ帰ってきて、遅いお昼に駅近くの「古蓮 (これん)」でうなぎ丼をいただきました。(柳川はせいろ蒸しのほうが有名なんですが、2人とも白いご飯が食べたいということで丼に)
このうなぎ丼がとても美味しかった!!
うなぎは年に1回も食べないですし、どちらかというと苦手なほうなんですが、美味しいものは違うんですね~。肝吸いもお上品で美味しくて(漬物もよかった)、暑さで疲れた体を癒してくれました。

1泊2日の小旅行ですが、充実した旅となりました。
福岡へ来てから、母と2人で今回のように近場へ泊りがけで出かけるのは初めてでした。ちょっとした連休を利用してのこういった旅もいいものですね。また、近場へ小旅行したいなあと思います。

※写真のサイズを大きくしたかったので、サイトのデザインを少し変えました。不具合がありましたら、お知らせください。

5 comments to “福岡散歩~白秋のふるさと・水郷柳川の旅(柳川市)”
  1. お久しぶりです。
    柳川は風情豊かな良い街ですね。
    フォトが綺麗で旅行雑誌のサイトかと間違えてしまいそうです。
    私も幼稚園の頃出かけたのですが、恥ずかしいことにうなぎのせいろ蒸しが美味しかったことしか覚えていません。
    忙しい日銀を離れてのんびりと過ごすことって贅沢なことのようで必要なことでもあるようですね。
    リフレッシュできて良かったですね。

  2. 歳のせいか変換ミスが多くなりました。
    申し訳ありませんでした。
    日銀→日常です。
    ごめんなさい!

  3. >miyupapaさん
    お久しぶりです。
    1泊2日ですが、疲れを癒すのにいい旅になりました。最近忙しくてゆっくりする時間がほんとになかったので…。
    柳川のうなぎ、美味しいですね~♪ 今まで食べたうなぎの中で一番美味しかったです。
    写真お褒めいただきありがとうございます。風情ある街なので、シャッターチャンスが多くて逆に困りますね^^
    川下りの時はシャッター押すのも忘れて景色に見入ってました。

  4. なかなか、いい小旅行ですね。
    でも、お母様には「うなぎ」、で、あまみっくさんには、イソギンチャクに挑戦して欲しかったなぁ~。
    私は、食べないけど。(=_=)

  5. >ザッキーさん
    こんにちは!
    そうそう、柳川ではイソギンチャク食べるそうですね。船頭さんのお話聞いてびっくりしました!
    私もうなぎのほうがいいです(笑)。

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