3月15日の福岡市植物園です。
まずはサクラから。
まだソメイヨシノは開花しておらず、早咲きのヨウコウ(陽光)やコヒガンザクラ(小彼岸桜)が見頃を迎えていました。
(さらに早いカワヅザクラはもう終わっていました。)
コヒガンザクラは小ぶりな白い花が可愛らしい品種です。トップの写真もコヒガンザクラになります。
園内では花木園や野草園前に植えられています。
こちらはヨウコウ。
サクラの仲間の中でもひと際華やかな品種。個人的にサクラの花色はこれくらいのピンク色が好きですね。
私が園を訪れた頃、植物園のブログでもヨウコウの話が書かれていました。
緋色の系統 早咲きの桜たち(2018.3.21)|福岡市植物園ブログ
ヨウコウはカンヒザクラ(寒緋桜)を片親として交配された品種とのこと。
この記事では同じカンヒザクラを片親とするカワヅザクラやシュゼンジカンザクラも紹介されています。
どれも「早咲き性」と「濃い緋色の花色」というカンヒザクラの特徴を引き継いでいるとのことで、似てますね。
でもやはり、花色の濃さは親であるカンヒザクラが一番かもしれません。
過去に撮影したカンヒザクラの写真を探してみました。
この写真は6年前に撮影した、白野江植物公園のカンヒザクラです。(当時の記事はこちら)
写真はできるだけ自分の目で見た色に近くなるようにしているので、実際の花色と近い色になっているかと思います。
ヨウコウなどの子どもたちと色の濃さが全然違います。濃い!
福岡市植物園には約50種類のサクラが植えられているとのことです。
今年はコロナ禍の影響で植物園は閉園中。
現在は遅咲きのサクラが咲いているようなのですが、見に行くことはできません。
来年こそは、たくさんのサクラを楽しみたいものです。
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福岡市植物園では、ご紹介したブログ以外にもSNSでさまざまな植物の紹介をされています。
植物の勉強になりますし、なかなか外出できない中、季節の巡りをお知らせしてくれます。
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次回は、同じ日に撮ったサクラ以外の春の花をご紹介します。