昨日は福岡市植物園に行ってきました。
しばらく行っていませんでした。ブログに残っているのは昨年の6月頃の記事。約1年ぶりだったようです。
快晴に恵まれた春の日、ソメイヨシノは散った後ですが、遅咲きのフゲンソウなどが見頃を迎え、他にも春の花々や新緑が園内を華やかに彩っていました。
まずは花の様子から。
こちらは「ショウゲツ」という品種だそうです。
遅咲きの品種は八重桜が目立ちます。
花弁が幾重にも重なり、ボタンのように華やかです。
……というわけで、続いてはボタンの写真です。
「卑弥呼(ひみこ)」という品種。
ボタンのように鮮やかなピンクが印象的な、こちらはツツジです。
サクラをバックに。
いつものように、ひと気のない場所を中心に園内をまわっていたところ、野草園で紫色のアヤメのような花がたくさん咲いていました。
「イチハツ」というアヤメ科の仲間だそうです。
カキツバタやハナショウブなどにとても似ていますが、イチハツの特徴は花弁の根元に白い鶏冠の突起状のものがあること。
たまたまですが、昨日撮った写真はその鶏冠の部分がわかりやすく映っていました。(右側の下に垂れた花弁についている白いものです)
撮影中にやってきたオレンジ色のチョウはツマグロヒョウモンでしょうか。
初春にはウメの花で彩られる梅園では、シャガが見頃を迎えていました。
写真は単体で撮ったものだけなのですが、小さな群生となっており、光沢のある白い花たちが朝の光を浴びてキラキラと輝いていました。
このシャガも、アヤメ科の仲間だそうです。花の形はたしかに似ていますね。
最後はハナミズキを。
花の季節、同時に昆虫たちも花の蜜を求めて活動が活発になっているようです。
昨日は園内でも多くの昆虫たちに遭遇しました。その中でも特にハナミズキには多くの虫が集まっていました。
ハナミズキの花は特別に甘い蜜を持っていたりするのでしょうか……。高木のため集まりやすかったのかな。
※
冬が終わり、春になり、夏に向けて、日差しもだんだんと強くなっています。
太陽の光を受ける花々の輝きもいっそう眩しくなっていると感じた一日でした。
次回はこの日に撮った新緑の様子をご紹介します。