前回のアジサイの続きです。
6月28日の福岡市植物園。アジサイ以外の花々です。
まずは涼しげな色合いの花から。
セイヨウニンジンボクです。
花木園のアジサイのそばに植えられています。背景に写っているピンク色がまさにアジサイ。アジサイとのコラボを頑張って撮ってみたのですが、うまくいきませんでした。。
トップの写真はセイヨウニンジンボクの花にとまるアゲハ。何頭も飛び交っていました。
マスクをしていたせいか撮影時には気付かなかったのですが、香りの強い木だそうです。
続いて、秋の七草のひとつでもあるキキョウ。野草園にありました。
梅雨の時期から9月ころまで、涼しげな紫色の花を咲かせます。
こちらは、ヤブミョウガ。
入口正面から花木園のほうへ向かう道沿いに植えられていました。
藪の中で小さな白い花がいくつも揺れていて、とてもきれいでした。この時はまだ満開ではなかったようです。
35mm単焦点レンズで何枚もチャレンジしたのですが、思うようにいかなかった……。
いつまでも眺めていたい可愛らしさのある花です。
まるで線香花火のよう。「花火草」という別名もあるのだとか。
また、午後三時頃から開花することから、「三時花」とも呼ばれているそうです。
「三時花」については、福岡市植物園のブログに詳しいお話が載っていました。
「サンジカ」ってなに?(2020.8.23)|福岡市植物園ブログ
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ここからは、7月19日の時の写真を少し。
6月末はまだ花が咲き始めた頃だったヤブミョウガも、この時は見頃は過ぎていました。
緑色となった実。
秋になると実は藍色になるそうです。その藍色がまた美しく、観賞用として栽培されるのだとか。
植物園は少しご無沙汰になっているので、週末にでも様子を見に行きたいですね。
最後は、この一枚。
植物園では園内の俳句小屋にて、毎月俳句の展示を行っています。写真は7月展示の作品から、お気に入りの一句。
コロナ禍ならでは、ですね。
その他の展示作品はこちらから。ブログ記事の表題の句もまた「コロナ禍の一句」。
“サルビアが咲いてはじまる新学期” 俳句小屋の展示作品を入れ替えました(2020年7月9日)|福岡市植物園ブログ