今日は午後から街へ買い物に行きました。
お店で買い物を済ませ外へ出ると、雨がポツリポツリ。
傘を持っていなかったので地下へ降り、トボトボ歩いていたら某コーヒーチェーン店が目に入ったので、一息つこうとお店に入りました。
今日は寒かったんですが街は人手が多く(バーゲンのせい?)、そのお店も随分混んでました。
そのためか店員さんが1人、店内を回っては席が空いているかどうかをチェックし、レジに並ぶ注文前の客に「店内or持ち帰り」「煙草を吸うか否か」を聞いていました。
私は「店内」「吸わない」と答えたのですが、禁煙席は満席で待たなければならないと言われ、「じゃあ、喫煙席でいいです」と言いました。
というのも、喫煙席のカウンターは空いているのが入り口からも見えて、禁煙席よりも静かそうだったからです。私は煙草は吸いませんが煙草の煙や匂いは全く苦にならないので、いいだろう…と判断しました。
店員さんに「では後ほどご案内します」と言われたので、そのままレジに並んで注文をしました。
ところが頼んだミルクティーが出てくるのに時間がかかり、レジの前で待っていると、その店員さんがやってきて「禁煙席が空きました」と声をかけてきました。
しかし、飲み物を受け取っていざ店員さんに勧められた席に行くと、どうも狭くて、しかも隣の2人組がうるさそうだったので、喫煙席カウンターに勝手に行って座ってしまいました。
するとまた店員さんがやってきて「禁煙席が空いておりますが」と言われたのですが、「ここでいいです」と居座ってしまいました。
はじめは何も気にせずに飲んでいたのですが、だんだん喫煙席も混んできて、ふと疑問が。
私はここに居ていいのか?
今まで煙草を吸わなくても喫煙席に座って構わない、とずっと思っていました。
しかし、
禁煙席には吸わない人しか座れないことを考えると、喫煙席には吸う人しか座っちゃいけないんじゃないか
とか、
仮に座っていいとしても、お店が混んでいる今の状況では座りたい席に座るのは我慢すべきだった。喫煙者は喫煙席しか座れないのだから
とか考え、どうも居心地が悪くなってしまい、慌てて飲食を済ませ、お店を出ました。
お店を出、再び地下街を歩きながら、店員さんに申し訳ないことをしてしまったかなあ、と自分の行いを後悔しました(可愛らしい、いい店員さんだったのに…)。
また、お店の状況を判断すべきだったと反省もしました。
これじゃあKY(もう死語?)な客になってしまう!!
さらに、わざわざ混んでいるお店に入った自分にも反省(笑)。
何を血迷ったか、普段は混んでいないお店を選ぶのに…。こんなこともあるんですね。
今日は何だか妙な一日でした。
私の判断だと、あまみっくさんのが自分の意志で席をチョイスした行動って全く問題ないと思うっす。「こういう場面ではこう振る舞うべきなのかな」という思いは私も起こるんですが、続けて「だからといって、当初の約束を守る事、ヒナガタに嵌まる行動をしなくてはいけないワケではないだろう」と大雑把に済まします。
店員さんとの会話って、私もチグハグですよ。洋服屋さんで会計の最中、時間が余って女性店員さんが
「フクロウの刺繍がある! 可愛らしい財布ですね!」
と云ってくれたんですが、気の効いたリアクションが出来ませんでした。でも、まぁ、いいか、と。考え込んでしまうと、『我ながら機転が利かないなぁ』となってしまうものかも知れませんが、相手に不快な事をしたワケでもないのでヨシと判断する事にしています。
私の行動基準が正しいとは云い難いのかも知れませんが、自分の都合によいようにする事、或いは空気を読まない鈍感さも、時として必要なんじゃないかと、このエントリを読んで思いました。
>メロンぱんちさん
ありがとうございます。そう言っていただけるとホッとします。
店員さんとの会話というのはたしかに難しいですよね。
ただ、愛想が良いとか対応が丁寧だとかでお客の心に残る店員さんがいるように、客であるこちら側も、心に残るとまではいかなくても店員さんに不快な思いはさせたくないなあ、と今回のことで思ったところでした。
「店員」と「客」である前に、「人」と「人」なんだよなあ、と。