太宰府天満宮の花菖蒲、今夜母と2人で観に行ってきました。
夜はライトアップしているという記事を読み、急遽今夜行くことに…。
ライトアップは19時からということで、18時半に家を出ました。
太宰府駅に着いたのは19時過ぎ。駅の外へ出ると、涼しい風が出迎えてくれました。福岡市内とは違う空気。とても気持ちよかったです。
参道のお店は数件を除いて閉まっていました。観光客で賑わう昼間とはうって変わって、静まりかえった通りはどこか寂しげで妖しげ。
つばめ(?)が鳴く声が響き渡っていて、やけに鳴き声が近いなと思って辺りを見回してみたら、巣を2つも見つけました。これも昼間の賑やかな時間であれば見つけられなかったかもしれません。
最後の鳥居(参道にはいくつも鳥居があるのです)をくぐり、神社の中へ入ると、静寂に包まれていました。
いつもは人で賑わう太鼓橋も、私と母以外に渡る人はいなくて、なんと2人で橋を独占。いろんな意味で気持ちよかったです!
橋を上ると、本殿へと続く道に灯籠が並べられていました。とても幻想的でした。
楼門もライトアップされ、とても綺麗でしたが、花菖蒲を観に行こう(これが一番の目的!)ということで、菖蒲池へ向かいました。
綺麗でした~。紫だけでなく白の花菖蒲も咲いていました。
池の周りにはアジサイが植えられていました。
ライトを浴びる池の花菖蒲と、それを暗い場所から見つめるアジサイのコントラストがまた良かったです。
池の周囲を歩きながら、写真をたくさん撮りまくりました(miniSDのデータフォルダがいっぱいになるくらい!)。
ところが、家に帰ってチェックしてみると、写真はことごとく失敗していました。。
夜はやはり光の関係などで綺麗に撮れないようです。サイズが小さいと粗が目立たないので、何とか載せられるといった状態。残念でした。
ライトアップされた花菖蒲はアマチュアカメラマンにとっても格好の被写体のようで、多くが携帯やデジカメで写真を撮る中、脚立を抱えた方々も数人おられました。
顔見知りらしく(それか一緒に来た?)「オリンパスが云々」など、カメラの話をされていました。今日ほどちゃんとしたカメラが欲しくなった日はありませんでした。。
冒頭にも書きましたが、太宰府はとにかくとっても涼しくて、それは天満宮の中も変わらず。
菖蒲池の周りにはベンチもあり、母と2人でベンチに座って、ライトアップされた花菖蒲を前に、涼しい風を堪能しました。本当に気持ちよかったです。
これはその時に撮った写真です。淡い光を浴びる歩道に木の陰が映り、印象的だったので撮ってみました。
綺麗な景色と心地良い風を堪能して、天満宮の本殿へと向かいました。
これはライトアップされた楼門です。
昼間に観るより、ずっと威厳を感じました。そのせいか、中に入るのに気が引けて、結局今日はこの楼門をくぐりませんでした。。
帰りに撮った灯籠です。
天満宮に着いた時はまだ少し明るさが残っていたものの、20時過ぎるとさすがに真っ暗。灯籠の光が来た時以上に幻想的でした。
しかもこの明かりは本物のろうそくで灯されているんです(警備員さんがこまめにろうそくの火をチェックされていました)。
家に帰り着いたのは21時過ぎでした。
母と2人、「とてもいい時間が過ごせたね」と帰りの電車の中で何度も話しました。本当に、気持ちの良い夜でした。
ありがとう、太宰府~!!