ニッポン散歩～錦帯橋・吉香公園・岩国城（山口県岩国市）

山口県岩国市に行ってきました。

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岩国市の観光名所でもある錦帯橋から吉香公園、岩国城をまわりました。
まだ梅雨明けしていない6月末ですが、この日は青空が広がり、いい行楽日和となりました。

まずは錦帯橋。
岩国市の錦川にかかる5連のアーチからなる木造橋。世界的にも珍しい建築物で、地元では世界遺産を目指しているそう。

この錦川では鮎が釣れるそうで、夏には鵜飼も行われるそうです。この日は何人か鮎釣りの方がいらっしゃいました。（ちなみにお昼は近くの食堂で、鮎の甘藷煮が入った郷土料理定食をいただきました♪）

錦帯橋からは山（横山という山だそうです）の上の岩国城が見えます。この岩国城へは錦帯橋を渡り、吉香公園を抜けた先のロープウェイから行けます。

（右上にある小さいのがお城）

吉香（きっこう）公園については、いつものとおりWikipediaより抜粋。

1885年（明治18年）に旧岩国藩主であった吉川家の氏神社である吉香神社が現在の所在地（吉川氏の居館跡）へ移設されたのに合わせ、同神社の境内および付属地が庭園として整えられたのを始まりとする。その後、1968年（昭和43年）4月18日に都市計画公園の総合公園の指定を受け、今に至る。

桜の名所としても有名だそうです。
とにかく広く、様々な歴史的建造物があります。風情のあるいい雰囲気の公園です。

右に見えるのは「香川家長屋門」。香川家は岩国藩の家老に列せられた5家の一つだそうです。

お堀の向こうにあるのは「錦雲閣」。1885年に吉川家の居館跡が公園として開放された際に、旧藩時代の矢倉に似せて造られた絵馬堂だそうです。雰囲気があって絵になりますね！

この公園は住民たちの憩いの場でもあるようです。噴水では子どもたちが楽しそうに水遊び。

公園を抜けたらロープウェイで岩国城へ。錦帯橋から見たときはとても遠くに見えた岩国城ですが、ロープウェイだと3分ほどで頂上に着きます。

ロープウェイからの景色。錦帯橋が見えます。

この天守閣は昭和37年（36年施工・37年竣工）に再建されたものだそうです。錦帯橋付近からの景観も考え、実際にあった場所から少し移動させたそうです。

この辺りは、岩国の初代藩主・吉川広家が、山麓に居館（上記の吉香公園の場所ですね）を、そして横山に要塞を築くことにして、できたそうです。横山を迂回する錦川は天然の外堀。錦帯橋は川の向こうの城下町と城とをつなぐ橋だったんですね。
岩国城は慶長8年（1603年）に山頂の起工式を行い、同13年（1608年）に完成したそうです。
当時の技術がどんなものかわかりませんが、こんな山の上に作るなんてすごいなあ、と単純に思ってしまいます。

城の近くにはアジサイが。山頂の涼しい気候のおかげなんでしょうか。地上ではすでに枯れ始めていますが、ここではきれいに咲いていました。

トップと同じ画像ですが・・・天守閣からの眺め。錦川と錦帯橋、周辺の街並みが一望できます。
ちなみに岩国城の内部では、刀剣や地元岩国市出身の偉人たちの写真、（なぜか）全国各地の有名な歴史的橋や城郭の写真など、様々なものが展示してあります。刀剣が好きな方には楽しいかも。

ロープウェイの山頂駅はちょっとした広場になっていて、からくり時計もありました。

鵜飼の模型が音楽に合わせて動きます。
このからくり時計、動く時間が15分、35分、55分と中途半端な時間。ロープウェーの出発時間が00分、20分、40分なので、それに合わせて出発の5分前に設定してるのかな、と思ったのですが、合ってるかな？

山頂駅から岩国城までは少し歩くのですが、檜が生い茂り、日差しが遮られた山道で（きちんと舗装はされています）、当日は風が吹いていてちょっとひんやりして気持ちよかったです。坂道を上るので汗はかきますけどね（笑）。いい運動になりました！

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山口県は福岡県のお隣になりますが、実はあまりよく知らなくて・・・。「錦帯橋」も今回初めて知りました（恥）。
実は今回岩国には別の目的で行ったのですが、それが途中で取りやめになって、急きょ錦帯橋に行くことになったのでした。でも、こちらのほうが良かったです。久しぶりの遠出で楽しかった！

初夏の緑に囲まれた今の季節ももちろんいいですが、春の桜や秋の紅葉など、一年中楽しめそうな場所でした。また行ける機会があったら行ってみたいです。