「べ、別に一人花見だからって寂しくなんかないからね!」
舞鶴公園に一人お花見に行って来ました。
桜はただいま満開!! お堀の周囲も桜で彩られています。
平日の夕方でしたが、陽が暮れないうちは写真撮影目当ての方でたくさんでした。
お花見の準備で盛り上がっている集団もありましたけど(笑)。寒い中、ご苦労様です。
お堀と公園を渡る橋(名前がわからない)を撮ったのですが、ちょっとわかりにくいですね。
水面に映っているのはすべて桜の木です。桜のトンネルです。
こんな感じ!
トンネルの向こうに見えるのは潮見櫓です。
お堀沿いは桜だけでなく柳の木も植えられています。
柳と桜をなんとか一緒に収めようと奮闘。柳は右上にかすかに写っています!
桜並木を遠くから眺めたり、桜で彩られた風景を空から眺めたりといった遠景よりも、私は桜の木の下に立って桜を空と一緒に見上げるのが一番好きです。
青空というより真っ青な海にたくさんの花が浮かんでいるようにも見えるし、桜と空しかない世界に迷い込んだような気分にもなれます。
気がつけば、桜も西日を浴びていました。
桜は昼間の快晴の下で見るのが一番好きですが、夕焼けを浴びて花びらが黄金に染まり、その姿がシルエットとなる時間帯も良いです。
桜のシルエットって結構絵になりますね!
今春で、福岡に来て三度目の春になります。
実は、福岡に来て初めてのお花見は舞鶴公園でした。
当時の記事は何事もなかったかのように淡々と書いてありましたが、先日その時の話を母とした時、
「あの時は『これから私たちの生活はどうなっていくんだろうね』って二人で話したね」
と、母に言われました。
初めての春の戸惑いや不安が一気に思い出されて、思わず涙ぐんでしまいました。あっと言う間に二年が過ぎていました。
三度目の春に一人で行った舞鶴公園では何も考えずに、ただ写真を撮るのに夢中でした。突然狂った人生も、今は穏やかになりつつあるのかな。
そんな春です。