2013年上半期に鑑賞した映画(1)、2013年上半期に鑑賞した映(2)に続いて、今年鑑賞した映画の感想です。
正直なところ、微妙だった作品たち。と、まとめ。
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ネタバレあります。
( )内は個人的な満足度。★5で満点。
※は鑑賞日と鑑賞した劇場名です。
『アウトロー』(★★)
(2012年/アメリカ)
好きなトム・クルーズが主演じゃなければ怒ってました(笑)。
ストーリー、演出、キャスト(トム以外)、全体的に古臭くて地味な印象でした。その点、同じトム主演の『ナイト&デイ』は華やかだったなあ、とぼんやり思いながら見てました(比較対象として合ってるのかわからないけど)。
主人公は射撃のテクニックをしつこくアピールしておきながら、最後はライフル捨ててタイマンに。トム、殴り合いしたかっただけでしょ!
※2月13日鑑賞、UCキャナルシティ13
『エンド・オブ・ホワイトハウス』(★★)
(2013年/アメリカ)
アメリカ独立記念日の翌日となる7月5日、ホワイトハウスが襲撃され、占拠されるというテロが発生。かつて大統領専属のシークレットサービスとして活躍した主人公が一人、ホホワイトハウスに潜入するが・・・。
ひどい(笑)。
試写会に当たったので友人を誘って見に行ったけど、見終わった後微妙な感じになったじゃないですかー。
あっさりとホワイトハウスを陥落させたテロリストの正体が北朝鮮って、おいおい・・・。
※5月27日鑑賞、TOHOシネマズ天神(試写会)
『池島譚歌』(★★)
(2013年/日本)
かつて炭鉱で栄えた長崎県・池島を舞台に、少年・少女たちのひと夏の冒険を描いた物語。
いやはや・・・
地元の住民が多く関わった、まさに「池島の、池島による、池島のための映画」というご当地映画なんですが、うーん。あまり悪くは言いたくないのですが、正直これでお金を取るのはどうかと思うレベル(1000円でしたけど)。
脚本が悪いのかなあ。
せっかく池島という素晴らしいロケーションなのに、活かしきれていないように思いました。もっと池島を魅力的に撮ることはできたと思います。
何より、ラストシーンが池島ではなく長崎市内の公園なのが解せない。最後は池島で締めるべきでした。これは池島の映画なんだから!
まあ、よそ者が満足できる作品ではないんでしょうね。劇場公開も長崎と福岡のみのようですし・・・。
いろいろと残念でした。いろんな人の思いが伝わってくるだけになおさら。
※6月19日鑑賞、UCキャナルシティ13
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13本ですか、少ないですね。後半増やせるかなあ。
ちなみに昨年の鑑賞本数は39本でしたが、果たして・・・。
この中で特に印象に残っているのは、『言の葉の庭』でしょうか。『次の朝は他人』もそうですけど、自分と何かしら重なる部分がある作品は、どうしても忘れられないですよね(苦笑)。
人生の機微、とでも言うのでしょうか。そういうものがある作品は、後になってくるんですよね、じわーっと。
というわけで、来週の今頃はアジアフォーカスで忙しく駆け回っていることかと思います。
今年もいいアジア映画に出会えますよーに!!