私が見た韓国・その2(水原市)

韓国旅行記の続きです。
ソウル市内について書いた前回の記事はこちら

韓国二日目の朝。ホテルから。

20101220ソウルの朝
この日も朝から霧がすごく、幻想的で、陰鬱な雰囲気漂う冬の朝でした。
二日目に観光に行ったのはソウル市の南にある水原(スウォン)市でした。
では、どうぞ。


※  ※  ※

まずは世界遺産にもなっている「水原華城」(スウォンファソン)に行きました。
今回もまた詳細は韓国旅行情報サイトコネストをご覧ください。

華城はとても広く、時間がないからというガイドさんのススメで城内を回るバスに乗って観光しました。おかげで写真がまったく撮れませんでした。
城を回ったあとに、近くにある「行宮(ヘングン)」という、王が地方への行幸の際に宿泊した臨時の宿を復元したところに行きました(これは世界遺産ではないです)。そこでは写真も何枚か撮れました。

日本でも大ヒットしたドラマ『宮廷女官チャングムの誓い』のロケ地ということで、チャングムたちがお出迎え。
20101220華白行宮・チャングム
朝早かったこともあってか、観光客が全くおらず、貸切状態でした。
ここではソウルでの霧が嘘のように空が晴れてきて、薄い水色の冬の空と済んだ空気、静寂がとても心地良かったのですが、なんだか寂しさも感じました。

20101220華白行宮・奉寿堂
20101220華白行宮・守り神
20101220華白行宮・覗き見
一番目の写真は「奉寿堂(ポンスダン)」といいます。正祖が母・恵慶宮(ヘギョングン)の還暦祝いの宴を盛大に開催した場所だそうです。
そのお母様。
20101220華白行宮・奉寿堂内部2
左の方です。もちろん人形ですが、驚くほどリアルです。こんな風に、建物内に当時の様子を再現した人形が何体もありました。
あとはチャングムの撮影衣装なども展示されていました。

二枚目の影の写真は、建物の屋根に飾られている「雑像(チャプサン)」。厄除けの意味があるそうです。西遊記の登場人物(三蔵法師、孫悟空、猪八戒)などが使われていて、これは初日に行った「景福宮」の屋根にもありました。朝鮮王朝の伝統的な建築様式のひとつのようです。

三枚目は、チャングムもこうやって覗き見してたんだろう、とまた勝手に妄想して撮りました(笑)。

続いて向かったのは「韓国民族村」という広さ30万坪という、広大な敷地に作られた、そのまんま「村」です。
詳しくはこちらをどうぞ→韓国旅行ガイド「ソウルナビ」より

観光客だけでなく、地元の子供たちの修学旅行や研修先としても人気のあるスポットらしく、なるほど、お金の掛け方がすごいです。そして、本当に「村」になっています。馬や鶏も普通に飼われているし、畑では野菜が育てられていました。
伝統工芸を再現するスタッフ(「村人」になるのだろうか)がこちらをちらちらと見ながら、せっせと作業をされている姿は少し寂しかったですが……。
冬は観光客も少ないようで、正直言うとかなり侘しい雰囲気が漂っていました。なんというか、日本でいうところの人気のない三セクに来てしまったような、そんな感じです。
でも内容はかなり充実しており、結構勉強になります。歴史ドラマのロケ地に何度も使われたということもあって(なので、第一印象は映画村といった感じでした)、見たことのある風景がたくさん。
時代的にはかなり古い時代になるのですが、母は幼少の頃を思い出して懐かしがっていました。民家の軒下にゴマが干してあるのを見て興奮したり。自分の幼少時の風景と重なったようです。

そんな「作られた」村ですが、敷地内に流れる川の周辺の景色がとても良かったです。これは川も作ったのでしょうか。ちょっとわかりませんが、このような風景はこれまで見たことがなかったので感動すらしました。
20101220民族村の風景1
20101220民族村の風景3
鴨って、餌を探すとき?は水の中に頭から突っ込むんですよね。初めて見たときは衝撃でした(舞鶴公園だったかな)。

20101220民族村の風景2
20101220民族村の風景4
冬の夕。とても幻想的です。

ここでは可愛い猫にも会いました。
最初の二匹はずっとベタベタといちゃついていて、見ていてイラッとするほどでした(笑)。
20101220民族村の猫
20101220民族村の赤ちゃん猫
人生最高の猫写真。可愛すぎるっっ!!

20101220民族村・ナツメ茶
村には伝統茶のお店があるのですが、最後にそこでお茶を飲んで帰りました。歩き疲れていたので、一服。
写真は「ナツメ茶」というお茶です。甘いです。カップがおしゃれだったので思わずパシャリ。これ買いたかった(笑)。
母は「甘酒」を飲みました。日本の甘酒とは違い、アイスで溶けたかき氷のような飲み物でした(写真の左奥に写っている透明の器)。一口味見しましたが、夏にぴったりの飲み物かも。

民族村の帰り、車内から撮った夕陽です。
20101220夕日

※  ※  ※

韓国も街路樹など多いですし、インチョン空港からソウル市内へ向かう途中も多くの木々を見たのですが、どの木も葉を落とし、とにかく寂しいのです。これが冬なのか、冬の風景なのか、と思いました。
日本も街路樹のイチョウなどは枯れていますが、そんなに寂しくはならないです。
韓国の冬は……なんというか「喪失」の季節とでも言うのでしょうか。どこへ行っても寂しかったです。空もなかなか晴れ間を見せてくれませんでしたし。
でもそれは、私が一度経験してみたかった「冬」でもありました。もう少し寒いのを期待していたのですが、私たちがいたちょうど3日間はソウルも暖かく、最高気温は8~9度ほどでしたので、その点がちょっと残念だったかな。

……そんなこんなで、私と母の初めての韓国旅行でしたが、楽しいガイドさんと優しい運転手のアジョッシ(韓国語で「おじさん」の意)に恵まれ、やや不満は残ったものの(激安ツアーだから仕方なく)、思い出に残るいい旅となりました。
母にとっては初めての海外旅行でもあったのですが、「また行きたい」と言っているので、パスポートの期限が切れないうち(5年以内)に、また行けたらと思います。

残ったウォンはインチョン空港で寄付してきました。
20101222仁川空港

コメントを残す

CAPTCHA