静かな場所

閉園10分前

2022年になって10日が過ぎました。
4日から仕事始めだったのですが、昨年と何も変わらずやっぱり忙しくて、まだ1週間しか経っていないのにすっかり疲れ果ててます笑。

疲れているときは静かな場所に行きたくて。今週末は花畑園芸公園に足を運びました。

写真は土曜日、1月8日のものです。
この日は起きたのが正午前でそのまま家でゆっくり過ごすつもりだったのですが、窓から見える青空を見ているとなんだか体がそわそわしてきて。この青空の下で冬の空気に身を置きたいという気持ちに駆られて、15時過ぎに家を出ました。
選んだのは花畑園芸公園。この季節は比較的人も少なく、園内は広く、一人になれる場所もたくさん。私が知っている場所だとここしかないな、と思い。

バスに揺られて着いたのは閉園1時間前の16時過ぎ。
あまりゆっくりはできませんでしたが、のんびりと園内を歩きながら、(初日の出を除いて)今年初めてシャッターを切ってきました。

冬のユキヤナギ

冬っぽい写真を撮りたくて、冬っぽく仕上げたかったけど、「冬っぽい」って何だろう……と思ったり。
冬の写真はいつも暗く撮りがち・仕上げがちになるのですが、「冬=暗い」というイメージも私の勝手な思い込みですよね。確かにこの季節は鮮やかな花も少なく、寂し気なんだけど。

冬のユキヤナギ
1つ前の写真とこちらはユキヤナギ。
春には真っ白な可愛い花をたくさんつける、好きな花の一つですが、冬はこんな感じ。
繊細に揺れる葉に目を奪われて、いろいろ撮ってみたのですがうまくいかなかった。

花畑園芸公園と言えば、ウメの名所でもあります。
先日はまだほとんどの木が蕾の状態でしたが、咲き始めている木もありました。

こちらは「竜峡小梅」という白の品種。梅園にて。
ウメ

園内で最も早く咲き始める、催し広場奥の「色玉垣」。
ウメ

花畑園芸公園で見られる品種の中でもお気に入りの「青梅」。こちらはまだまだ小さい蕾です。
透明感のある花弁が逆光で撮るととてもきれいで。毎年逆光で撮ってます笑。
ウメ

最後は紅梅の木に留まるジョウビタキ。メスです。
ジョウビタキ
毎年会うのを楽しみにしている鳥さんです。会えてうれしかった。やっぱりかわいいですね^^
静かな園内で、鳴き声もよく響いていました。

※  ※  ※

疲れているとできるだけ煩わしいものは避けたくて。気が付けば静かな場所を求めています。
そうした「求める場所」が身近にあるのはありがたいです。
そして、それらは「行く」と同時に、「帰る」場所でもあるような気がしています。
毎年同じ場所に行き、同じような景色を撮っていて、それはつまらなく、怠惰なことに思えるのだけど、私にとってはだからこそ意味があるのかなと。

変化に抗いたい気持ちばかりが募っていくこの頃です。

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